デジタルマーケティング事業のオプトなどを傘下にもつオプトホールディング(HD)は、完全子会社のデジタルシフトアカデミーを定款変更して「デジタルシフト」を4月1日に設立する、と2月20日に発表した。デジタルシフトは、企業がデジタル技術を活用した経営に必要なサービスをワンストップで提供する。
新会社のデジタルシフトは、企業のデジタル活用を支援する経営コンサルティング▽BtoB(企業間取引)情報提供サブスクリプション(定額課金)▽プロ人材常駐▽金融支援などのサービスを手掛ける。社長にはオプトHDの鉢嶺登社長・グループCEO(最高経営責任者)が就任。コンサルティングの強化に向けて船井総研HDの五十棲剛史・元常務を取締役に招く。
オプトHDは、マーケティングだけでなく経営戦略から人材育成・活用、商品開発など幅広い事業を展開する「デジタルシフト新戦略」を2月12日に公表し、7月1日に社名を「デジタルホールディングス」に変更する。今回設立を発表したデジタルシフトは新戦略第1弾の位置付けで、新戦略の中核企業として100社との取引を目指す。
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