DACがIIJと協業、同意管理CMP「OneTrust」を提供開始、データの透明性向上を支援

データ利用情報をポップアップで提供、同意を得たデータのみ広告配信やサイト改善に活用

メディア・ソリューションサービス事業のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、インターネット接続・SI事業のインターネットイニシアティブ(IIJ)と協業し、CMP(同意管理プラットフォーム)ツール「OneTrust」の提供を始めた、と6月23日に発表した。米国OneTrustが提供するデータ収集・利用に関する同意状態を把握・管理するプラットフォームで、広告主や媒体社が扱うデータの透明性向上を支援する。

 

OneTrustは、①CMP導入予定のWebサイト内でネット閲覧履歴のクッキーの自動分類機能、②同意取得の前に企業がデータを収集してしまう事態を防止する自動ブロックスクリプト、③同意を収集するためポップアップ表示する「クッキーバナー」を自社ブランドのイメージ色や形にできるカスタマイズ機能――があり低コストで導入が可能。日本の法律だけでなく、EU(欧州連合)のGDPR(一般データ保護規則)などの法規制に対応する。

CMPは、データ利用に関する情報をポップアップ形式で提供し、同意を得たデータのみを広告配信やサイト改善などに活用するためのツール。個人情報保護法の改正を契機に、企業のデータ活用は同意取得や透明性向上が必要になった。DACは、プライバシー対応を整理するコンサルティングからCMPツールの実装までトータルで企業を支援してデータの透明性向上とプライバシー保護施策を強化し、日本市場におけるCMP普及を推進する。

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