Web3業界への転職「興味はあるが、新しい業界なので不安」世帯年収ごとに差も【Mediverse調べ】

現在、3人に1人が「転職を考えている」。Web3業界への転職に向け動いているのは、世帯年収700万円~1,000万円の層が多いか。

フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」は、「転職に関するアンケート」の調査結果を発表した。20歳~49歳の男女300人が回答している。

現在、およそ3人に1人が「転職を考えている」

現在、転職を考えているか

まず、「現在、転職を考えているか」について聞くと、33.00%が「考えている」と回答した。男女別に見ると、女性よりも男性の方が転職意思が高い傾向が見られた。

現在、転職を考えているか(年代別)

年代別に見ると、30代が全体平均よりわずかに上回る程度で、大きな差は見られなかった。

現在、転職を考えているか(世帯年収別)

一方、世帯年収別に見ると、400万円以上700万円以下の年収層の転職意向が最も高く39.73%で、年収層により転職意思に差があることが明らかになった。

転職検討理由、心理的要因と環境的要因が半々か

転職を考えている理由(複数回答可)

続いて、転職を考えている理由について聞くと、「純粋に楽しいと思える仕事をしたい」が52.53%、「給料や待遇に対して不満がある」が49.49%と過半数を占めた。以下「昇進やキャリアアップが望めない」、「会社の評価制度に不満がある」、「社内の雰囲気・人間関係が悪い」と続いた。

転職を考えている理由(複数回答可)(世帯年収別)

世帯年収別に見ると、1,500万円以上の年収層では「純粋に楽しいと思える仕事がしたい」が6割にのぼった一方で、400万円以下の年収層と1,000万円~1,500万円の年収層では「給料や待遇に対して不満がある」が約6割となった。また、「昇進やキャリアアップが見込めない」が過半数を超えていたのも1,000万円~1,500万円の年収層であった。
一方、「会社の評価制度に不満がある」「社内の雰囲気・人間関係が悪い」が最も少なかったのは700万円~1,000万円の年収層で、いずれも1割程度であった。

Web3業界への転職、「興味はあるが、新しい業界なので不安」

Web3業界への転職に興味があるか(複数回答可)

また、Web3業界への転職に興味があるかを聞くと、「興味はあるが、新しい業界なので不安」との回答が最も多くかった。新しい業界に対する懸念や知見不足が足枷となり、「実際に転職先を探している」人は2割弱となっている。

Web3業界への転職に興味があるか(複数回答可)(世帯年収別)

世帯年収別に見ると、400万円以下の年収層は「興味があり、今より条件が良ければ検討したい」「興味はあるが、暗号資産市場が不安定で心配」がツートップとなった。
700万円~1,000万円の年収層は「興味はあるが、新しい業界なので不安」の声が3割強ありながらも、4人に1人は「興味があり、転職先を探している」としている。
1,000万円~1,500万円の年収層は「興味があり、今より条件が良ければ検討したい」「興味はあるが、情報が少なく動けていない」「興味はあるが、新しい業界なので不安」が同率1位となった。

調査概要

  • 【調査対象】全国の20歳~49歳の男女
  • 【サンプル数】300人
  • 【居住地】全47都道府県
  • 【調査方法】ネットリサーチ
  • 【調査実施日】2022年9月14日~2022年9月15日
  • 【調査メディア】Mediverse
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