投資・接客からポイ活まで! サラリーマンの副業で多かったのは? 男女で差も【ノマドマーケティング調べ】

「運送・配達員」「アンケートモニター」「家庭教師」「デザイン関係」などさまざまな業態があがる。

ノマドマーケティングは、「サラリーマンの副業」に関する調査結果を発表した。30代から40代の会社員1,000人(うち副業をしているのは191人)が回答している。

副業収入、厚い“10万円の壁”

まず「副業をしているか」を聞くと、男性の20%(674人中133人)、女性の18%(326人中58人)が「している」と回答した。年代別では男性の30代で21%・40代で19%、女性の30代で27%・40代で11%となっており、女性30代の副業者が特に多い。なお副業をしていない人にその理由を聞くと、「会社が禁止しているから」という人が約4割を占めた。

副業をしている191人に「副業で毎月どれくらいの収入があるか」を聞くと、男性は「5,000円~5万円未満」「5万円~10万円未満」がともに約3割、女性は「5,000円~5万円未満」が半数を占めていた。それ以上を稼ぐのは少数派だ。またごくわずかだが「0円」「100万円以上」という人も存在した。

具体的に「どのような副業をしているか」を聞くと、男性最多は「投資(株式・FX等)」12.0%、女性最多は「サービス業(飲食・接客)」13.8%だった(その他や無回答を除く)。男性では「物販」「運送・配送員」、女性では「試験官」「看護・介護」などがあがった一方で、「ポイ活」「アンケートモニター」のように業態として安定収入があると思えないものも票が集まっている。

副業をしている男性133人の内訳 ※編集部で表作成
副業をしている女性58人の内訳 ※編集部で表作成

副業をしている191人に「副業収入を確定申告しているか」を聞くと、「している」と回答したのは全体の63%。男性は30代71%・40代57%、女性は30代66%・40代60%。男性が年代によって対応が割れていることが判明した。

調査概要

  • 【調査対象】全国の30歳~49歳の会社員(正社員・契約・派遣社員)男女
  • 【調査方法】インターネットアンケート
  • 【調査時期】2023年1月11日
  • 【有効回答数】1,000人(うち副業をしているのは191人)
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