短期間導入と負荷の少ない運用を実現する
オープンソースCMS
ライセンス料不要の
OpenCmsソリューションを提供
ユビキャスト
ユビキャストは、JavaベースのオープンソースCMSである「OpenCms」の導入・運用サポートを提供している。ライセンス料不要のOpenCmsはサーバー増強が容易で、自由なデザインが可能、そしてサイト運用負荷を軽減する豊富な機能を持っている。大規模サイトのCMS導入時に、ぜひ検討したいソリューションだ。
オープンソースCMSを大規模サイト向けに提供
OpenCmsはドイツ発のオープンソースCMSアプリケーションだ。Javaで開発されたXMLベースのCMSで、大規模サイトでの導入に適している。日本ではユビキャストが日本語にローカライズして提供している。すでに国内でも金融、メーカー、マスコミなど多分野の大手企業で導入されており、テイクアンドギブ・ニーズのグループ会社、総合生活が運営するブライダル情報サイト「結婚準備室」(http://www.kekkon-j.com/)もOpenCmsを採用している。
現在のバージョンは7。ソースコードはオープンであり、Javaで開発されているため、Linux、Windowsなど多くの種類のサーバーで動作させることができる。また、編集・管理画面はブラウザーベースのため、環境を問わない運用が可能だ。
OpenCmsの編集画面は、WYSWIG編集、XML型編集、ソース編集と、利用するユーザーのリテラシーにあわせたものを利用できるため、デザイナーからビジネスアプリケーションユーザーレベルまで、さまざまなスキルを持った複数ユーザーでの更新作業が可能だ。
更新管理ではVer.7から外部ワークフローの接続が可能になり、ファイル管理でもWebDAVに対応するなど、コンテンツ管理機能を進化させている。編集者のアクセス権限管理やリンク切れチェック、プレビュー時刻の設定を行うタイムワープなど通常更新の事故を減らす仕組みとともに、プロダクトマネージャーの負荷を大幅に軽減してくれる。
コンテンツはすべてデータベースに格納され、リクエストに応じて表示される仕組みだが、表示頻度が高い部分についてはディレクトリ単位でのキャッシュ設定により、データベースの負荷を軽減できる。また、更新履歴は自由に設定し何段階でも前のバージョンにさかのぼることが可能だ。コンテンツの転用も、XMLベースなので自由だ。複数言語を同一ファイルに保存し、英語・日本語・携帯表示の自動切換えも実現できる。
Web制作会社とのコラボで
テンプレート作成とサポートを提供
ユビキャストでは、初期導入に向けたテンプレート作成と、サポートのサービスを提供している。CMS製品のなかには豊富なテンプレートが用意されているが、デザインの自由度が低いものも存在する。OpenCmsソリューションでは、ユーザー側でデザインを決定してからテンプレート制作に入るため、デザインに制約がない。運用開始後のデザインの変更にも、柔軟な対応が可能だ。このため、ユビキャストのOpenCmsソリューションは、デザインなどを手がけるウェブ制作会社とコラボレーションする例が多い。
また、通常のCMS製品だとサーバー増強の際にライセンス料金が発生してしまい自由な増強が難しいが、OpenCmsはライセンスフリーなオープンソースのため、サイトの成長にあわせ、自由な拡張が可能な点も魅力だ。
さらに、CMS導入時に問題になりやすい既存コンテンツの移管についても、ユビキャストが短期間で実現してくれる。
ユビキャストはOpenCmsのサポートをドイツ国内で手がけるAlkacon Softwareから、日本で唯一のOpenCmsソリューションプロバイダーとして認定されており、その技術力は十分に安心できる。
初期開発費用はサイト規模やテンプレート数、CRMとの連動などの開発要件によって異なるが、300万円~1,500万円程度。開発期間は1.5か月~3か月。保守は年間契約とインシデント契約(10インシデント単位)がある。
問い合わせ先
株式会社ユビキャスト
TEL:03-5322-6997
e-mail:opencms@ubicast.com
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