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  • 管理サイトが全部「マイナス50ペナルティ」を受けた! 原因は「薄っぺらコンテンツ」
    ★★★★☆ やっぱりコンテンツが肝 (Google Webmaster Central Help Forum)

    管理する30あまりのサイトが一斉に50位もランキングが下がるペナルティを受けてしまったウェブ担当者が、グーグルの公式フォーラムで助けを求めた。

    かなり悪いことをしたサイトに課せられるパターンのペナルティを受けてしまったようだが、自分はガイドラインに違反するようなことは何も犯していないと説明している。

    どうやらペナルティの原因は薄っぺらなコンテンツのサイトを量産したことにあるようだ。グーグルの検索品質チームのマイケル・ウィスゾミエルスキー氏のコメントによれば、

    どのサイトも他のサイトのコンテンツを引用したり、1つの文章の単語の順番を入れ替えたり単語を差し替えたりするだけのオリジナリティに欠けるコンテンツで構成されており、しかも同じテーマでそういったサイトをたくさん水平展開していた

    とのこと。アフィリエイトのマーチャントサイトへ送り込むだけの“通り道”的なページとして運用しているサイトもあったらしい。

    ウィスゾミエルスキー氏は、UNIXの哲学を引用し、浅い内容の情報を提供するサイトを大量に作るよりも、最初は「1つのことだけをうまくやる」ように進言している。この思想はグーグルも採用しているとのこと。まずはコンテンツが充実したサイトを1つ造り上げることが長い目で見て重要だと認識しておこう。

  • グーグルはモバイルのユーザーエージェントを偽装する。でもiPhoneのふりはしない
    ★★★☆☆ 豆知識 (John Muelluer(JohnMu) on Twitter)

    グーグルのモバイルサイト用のクローラのユーザーエージェント名は「Googlebot-Mobile」である。しかし、モバイルサイトはユーザーエージェント名で携帯端末の機種を判断してコンテンツを切り替える場合が多いからか、Googlebot-Mobileではなく、実際のキャリアで使われているユーザーエージェント名を名乗ることがあるようだ。たとえば次のようなユーザーエージェントがサーバーログに記録される。

    DoCoMo/2.0 N905i(c100;TB;W24H16) (compatible; Googlebot-Mobile/2.1; +http://www.google.com/bot.html)

    グーグル社員のジョン・ミューラー氏によれば、Googlebot-Mobileはこのように特定の携帯電話のユーザーエージェント名を名乗ることはあるが、知る限りではiPhoneとしてクロールすることはないということだ。もしiPhoneとしてアクセスを偽装することがあれば、iPhone向けのページを見せて構わないとのことである(クローキング扱いはされないということ)。

  • 昔のコンテンツをリメイクしてリンクをゲット
    ★★★★☆ 試してみよう (SEO Smarty)

    人気の出たコンテンツであっても時間が過ぎるにつれ、しだいに人目に付かなくなってくるのは自然な流れである。昔のコンテンツをリメイクして再度露出しリンク集めに利用するための工夫をSEO SmarySmall Trends Businessが紹介している。次のようなコンテンツに生まれ変わらせる方法があるそうだ。

    • PowerPointなどのプレゼンテーションスライド
    • PDF(eBook)
    • チートシート ※例:SEO基本技術のチートシート
    • ビデオ
    • インフォグラフィック
    • オーディオ(ポッドキャスト)

    それぞれ、作った新しい形でオンライン共有するサービスも併せて紹介している(プレゼンテーションならslideshare、ビデオならYouTubeなど)。うまく使えば、露出機会が増しリンク集めに役立てられそうだ。

  • 見たくないサイトはドメイン名ブラックリストで検索結果に表示しないように?!
    ★★☆☆☆ 近い将来に導入? (Hacker News)

    グーグルのマット・カッツ氏が、あるユーザーと次のようなやりとりをしていた。

    (マット・カッツ氏への質問)

    グーグルアカウントで自分用のドメイン名ブラックリストを作れるようになる可能性があるか教えてくれないか?
    自分の検索結果に、(特定の)サイトを表示しないようにするオプションをユーザーに提供してほしいという話がこのサイトのスレッドで何度も出ている。
    (グーグルの)内部でこういったことを実装しようという話はあるかい?

    (マット・カッツ氏の回答)

    あぁ、確かに話し合ったことがある。検索品質チームのポリシーとして、公開前に事前アナウンスすることはないと決めているわけではない。この路線に沿った実験をすることになったら、最初にここに現れてみんなに伝えるよ。

    自分にとって不要な(見たくない)サイトのドメイン名をブラックリストとして登録しておけば、自分が何かを検索したときに、そのサイトが検索結果に出てこなくなるという機能だ。たとえばQ&Aサイトの複製のような、目障りなサイトが頻繁に表示されるようなら消せることになる。

    よく訪問するページが上位に出やすくなる現在のパーソナライズ検索とは反対の、ネガティブ版パーソナライズ検索というべきか。

SEO JapanSEO Japanの掲載記事からピックアップ

SEOは終わるどころか進化し続けていることを示した記事と、稼げないブログの特徴を指摘した記事を今週はピックアップ。

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