検索フォーマットは世界共通
検索フォーマットは世界共通
サイト訪問者の利用目的の多くは飛行機の予約であることは間違いなさそうで、「ANA」「JAL」ともに左上に予約のための機能が搭載されている。海外航空会社の日本語サイトをいくつか見てみたが、いずれもフライト検索や予約の機能がサイトの主要機能として全面的に出ている。しかも検索フォーマットはほぼ同じで、これがグローバルスタンダードなのかと思われる。具体的には図3と図4をご覧いただこう。入力(選択)項目は、
- 出発地と目的地
- 片道か往復かの指定
- 出発日
- エコノミークラスかビジネスクラスか
- 大人/子供/幼児の人数
といった指定だけだ。
銀行サイトの時もお話ししたが、利用者側の視点で考えると、どのサイトでも主要な機能がだいたい同じであるということは、新しいユーザーインターフェイスを学ぶ必要がなくメリットであると言えよう。「JAL」の予約機能は、ほぼこれに準じた作りになっているし、「ANA」の国際線も同様のインターフェイスだ。
しかし、「ANA」の国内線の予約機能は片道だけで、人数指定もない(2011年2月2日現在)。項目を見ると、「ANA」の方が、より機能を絞り込んで提供しており、国内事情に合わせた形式に変えていると考えられる。
時刻指定は出発時刻? 到着時刻?
筆者が飛行機予約をしたことがないからなのかもしれないが、「ANA」国内線の予約機能部分で1点だけ気になったのは、搭乗日の下の時間指定の欄だ(以下に図7にマークを付けて再掲)。これは到着時刻を指定するのか出発時刻を指定するのか想像できなかった。
検索サイトで「路線検索」(図8)を使う場合には、筆者はほとんど到着時刻指定で検索することが多いので、ここは迷った。左に「出発時刻」と書くだけでも、あれば助かるのではないか。
常連さんなら必要ないのかもしれないが、「JAL」では同じ部分に「出発時刻」の記載がある。
ソーシャルもやってます!