バリューコースとベーシックコースの違いは?
バリューコースとベーシックコースの違いは?
「ケータイの買い方」のページに移る(図13)。「『バリューコース』なら基本使用料がお安くなります。」、「『ベーシックコース』は、ケータイの購入をサポートします。」(図13の赤枠で囲んだ部分)とある。ベーシックコースの「購入をサポートする」というのが、何を指すのか、理解しにくい。
ここで、むかし「0円ケータイ」という販売システムがあったことを思い出し、ようやくこのカラクリが理解できた。携帯電話の購入料金を最初に全額支払ってもらうか(バリューコース)、あるいは購入時ではなく毎月の料金に上乗せして初期費用を安く見せるか(ベーシックコース)ということなのだ。
だとすると、ここは「特徴」(図13の青枠で囲んだ部分)などと、まとめていいことだけを書くのではなく、「メリット」「デメリット」を明示すべきだろう。特にWebサイトでは、オブラートで包むような言い方でユーザーに考えさせてはいけない。いいことも悪いこともストレートに表現すべきだ。
ここまで来て、ようやく「使い方別 プランの組み合わせイメージ」ページ(図10)の「(1)料金プラン」というのが、音声通話の料金プランなのだと理解できた。だったら、音声通話、パケット通信、データ通信の3区分に分けて、それぞれが何かをまず理解させるコンテンツが最初に必要なのではないだろうか。
図13のページも、「ケータイの買い方」ではなくて、2種類ある音声通話料金システムの説明でしかないわけで、「音声通話料金の2つのタイプ」とでも命名すべきコンテンツだ。
バリュープランページに戻って、料金プランを調べてみる
さて「バリュープラン」のページ(図11)のバリュープランのところの右上のローカルナビゲーションを見ると(図11の青枠で囲んだ部分)、ここまで見てきているのは「新料金プラン」のようだ。つまり、何かが「新しい」料金プランなのだろうが、どこがどう新しいのが分からない。「新料金プラン」ではなく「料金プラン」というコンテンツがその上にあるので、「料金プラン」をクリックして、そちらのページを見に行ってみた。
表示されたのは「料金プラン」のページだ(図14)。
読んでみると、何のことはない、
- 新料金プラン
- メール使いホーダイ
- データ通信専用料金プラン
の3つが紹介されているだけだ。となれば「新料金プラン」のネーミングは、端末購入料金を含めた通話料金の話であると明記した方がわかりやすい。
さて今度は「データ通信専用料金プラン」という言葉が出てきた。「パソコンでデータ通信を楽しむプラン」だと書いてある(図14の赤枠で囲んだ部分)が、スマートフォンでWebに接続するのとは別ということだろうか?
ソーシャルもやってます!