テクニカルSEO情報
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AMPページでもここまでできる! アメブロがユーザー体験を向上させた手法解説
AMPの最新コンポーネントを使い、通常ページに劣らないUXを実現 (サイバーエージェント デベロッパーズブログ) 国内情報
アメーバブログはいち早くAMP対応していた。だが単純にAMP対応して終わりではなく、次々とリリースされるAMPの最新コンポーネントも積極的に利用しているようだ。
AMPはスピードを最優先するために制限が多く、通常ページなら当たり前のように実装できる機能を使えない。しかしアメーバブログは、次のようなAMPコンポーネントを使い、通常ページに劣らないユーザー体験をAMPページでも実現している。
amp-list
を使い、スクロールした時点での遅延読み込み(lazyload)を実現amp-bind
を使い、サイト内検索ボックスで検索キーワード候補表示を実現amp-bind
とamp-form
を使い、サイト内の独自「いいね!」ボタンを実現amp-dynamic-css-classes
を使い、リファラや表示状態を判定して表示を切り替えamp-install-serviceworker
を使い、元ドメイン名のService Workerをインストールして利用可能に
いずれも技術的な内容だが、実現していることは「AMPでそんなことできるんだ」というものだろう。AMPが持つ制限に悩みを感じているとしたら、こちらの記事が解決のヒントになるかもしれない。
- AMPに不満がある人
- ホントにAMPを極めたい人
- 技術がわかる人に伝えましょう
HTTPS移行とHSTS設定、HSTSプリロードリスト登録はセットで
HTTPSをさらに強固にできる (Google Online Security Blog) 海外情報
グーグルは多くの自社サービスでHTTPS化を進めているが、自社が所有する45個のTLD(トップレベルドメイン名)のうち、さらに多くのドメイン名をHSTS対応し、さらにHSTSプリロードリストに登録したことをアナウンスした。
「HSTS」と「HSTSプリロードリスト」は、以前にこのコーナーで解説した。どちらも、HTTPSによるセキュリティをさらに高めるための仕組みだ。
HSTS ―― いちどサイトに訪問したら、以後は常にHTTPSを使うようにブラウザに指示する仕組み。
HSTSプリロードリスト ―― 初めてアクセスするサイトであっても、必ずHTTPSを使うようにドメイン名を登録しておく仕組み(専用サイトから登録する)。
しかし、グーグルが多くのドメイン名をHSTSプリロードリストに登録したこと自体はさらりと流してもらってかまわない。
筆者がこの出来事を取り上げたのは、HTTPSを実装している(あるいは実装を予定している)のであれば、HSTSの実装とHSTSプリロードリストへの登録をぜひともあわせて実行してほしいからだ。そうすれば、HTTPSによるユーザーのプライバシー保護とセキュリティ確保を、さらにしっかりとできる。
HTTPS移行とHSTS設定、HSTSプリロードリスト登録はセットだと考えよう。
- すべてのWeb担当者 必見!
- 技術がわかる人に伝えましょう
はてなブログのHTTPS対応の詳細が明らかに
予定どおり完了しますように (はてなブログ開発ブログ) 国内情報
HTTPS移行の準備に関してアナウンスしていた「はてなブログ」が、HTTPS移行の詳細スケジュールを、対象範囲とともに発表した。
非常に多くのユーザーがさまざまなコンテンツをはてなブログでは公開しているので、トラブルや混乱を発生させないためだろう、段階を追って移行を進めるようだ。
はてなブログは柔軟にカスタマイズできるサービスなので、はてな側でのシステム変更だけでなく、ブログユーザー側でも対応が必要なことが少なからずありそうだ。
それでもウェブのHTTPS化の流れに逆らうことはできない。予定どおりにはてなブログがHTTPS移行を完了できることを期待したい。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
グーグルの最新のモバイルテクノロジーに触れられる動画4連発
日本独自のモバイルイベントの動画が公開 (Google Developers Japan: Google for Mobile) 国内情報
グーグルが5月に米マウンテンビューで開発者向けに開催した「Google I/O 2017」のセッションをもとに、日本のグーグルが独自に「Google for Mobile I/O RECAP」というイベントを8月に主催した。
このときのセッションの動画がすべて公開された。モバイルウェブに関連するセッションもあるので参考にしてほしい。最新のモバイルテクノロジーに触れることができる。
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AMPページのアクセス解析に出てくる「?usqp=mq331AQCCAE=」パラメータの正体
キャッシュシステムの実験用。無視していい (AMP HTML Discuss ) 海外情報
アクセス解析のデータを見ていて、グーグル検索からのトラフィックとして記録されたAMPページのURLに「?usqp=mq331AQCCAE=
」という見慣れないパラメータが付くことがある。
このパラメータはいったい何なのだろうか?
実は、AMPのキャッシュシステムを改良するテストのために、グーグル側で勝手に追加しているパラメータだとのことである。AMPの開発運用の中心的な役割をグーグルで果たしているウブル氏が、AMPのディスカッショングループとツイッターで説明している。
Yep, this triggers an experiment for more advanced transformations on the AMP cache.
— Malte Ubl (@cramforce) 2017年9月26日
テストが終わればもう現れなくなるだろうが、似たようなテストが再び行われる可能性もあるそうだ。いずれにしても不具合や問題が発生しているわけではないので、無視可能だ。
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