SEO第一人者の辻氏が語る、モバイルファースト・AIファースト時代のSEOとは?
Web担当者に役立つ最新情報
SEO第一人者の辻氏が語る、モバイルファースト・AIファースト時代のSEOとは?
常人にはマネできない仕事っぷりは気にせずに (HTML5Experts.jp) 国内情報
株式会社 so.la 代表の辻正浩氏のインタビュー記事を紹介する。
辻氏は、最近と将来のSEOに関する次のトピックについて語っている。
- モバイルファーストによるSEOの変化
- Webコンテンツの「正しさ」への流れ
- 全てのサービスとGoogleが競合化する?
- Web制作におけるSEOのポイント
- スピードがSEOに与える影響度
- AIファーストで変わるSEOの未来
辻氏ならではの詳細な分析や鋭い見解を知ることができる。やや長めだが、気にならずに夢中になって最後まで読めてしまうだろう。
ちなみに、冒頭で触れられている辻氏の仕事っぷりは我々常人には到底マネできないので、ショックを受けなくていい。;)
- すべてのWeb担当者 必見!
Google公式SEOツールのLighthouseがChrome本体に統合
拡張インストール不要 (Chrome Developers on Twitter) 海外情報
Google公式のSEOツールとも言える、Lighthouse(ライトハウス)が、Chromeの拡張ではなく、Chrome本体のデベロッパーツールに組み込まれた
開発版Chromeは以前から組み込まれていたのだがが、通常の安定版Chromeにも組み込まれた。
使い方は簡単だ。Chrome右上の[⋮]メニューから、[その他のツール]>[デベロッパーツール]を選ぶ。デベロッパーツールが表示されるので、のAuditsタブからLighthouseを起動できる。
ツールが監査してくれるSEO項目は以前のバージョンと同じだ。とはいえ、拡張をインストールせずとも、どのChromeでもLighthouseがすぐに利用できるようになったことにはメリットがあるかもしれない。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
Googleニュースの news_keywords meta タグが廃止
meta keywordsタグ同様に使われなくなった (Search Engine Land) 海外情報
グーグルのSEOでは、meta keywords
タグはまったく無意味だ。検索順位に何の影響もない。しかし、Googleニュースに限って言えば meta news_keywords
という meta keywords
に相当するタグが利用されている。2012年9月に導入された仕様だ。
だがGoogleは、news_keywords
のmetaタグもサポートしなくなったとのことである。ヘルプ記事からはすでに削除されている。
サポートを終えた理由は不明だ。ほとんど利用されていなかったからかもしれない。残しておいても問題はないが、新たに設定しても役には立たないので気を付けてほしい。
なお、この記事を書いている時点では、ニュース サイトマップのヘルプ記事のサンプルには、meta news_keywords
タグと同じ役割を果たす <news:keywords>
タグが記述されているが、同様にサポートは終了している。
- Googleニュースに登録しているパブリッシャーは要注意
AMPで得たものをウェブ標準に。グーグルが壮大な目標を掲げた
「AMPディスコン」ではない (Google Developers Japan) 国内情報
グーグルは、AMPで培われた技術や知見をウェブ標準にすることに取り組み始めたとのことだ。
厳格に定められたAMPの仕様ではなくウェブ標準として、優れたパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを実現することが目的だ。AMPでなくても一定の基準に従っていれば、AMP特有の機能、たとえばトップニュースのカルーセルに掲載されることも想定される。
ただし、グーグルがAMPをやめると受け取ってしまうは早合点だ。今後もグーグルはAMPの発展に注力していく。AMPを発展させていくなかで得たものを、AMPだけにとどめておくのではなく、AMPを超えて、ウェブの標準として使えるように広げていこうというのが狙いだ。
- すべてのWeb担当者が参考程度に
グーグルではなくフェイスブックのアルゴリズム更新で多くのサイトが大打撃!
「やっぱりフェイスブックよりもグーグル」ではない (DIGIDAY[日本版]) 国内情報
SEOと直接は関係のないトピックを最後にお届けする。ソーシャルメディア、もっと特定すればフェイスブックに関係するトピックだ。
Facebookは、ユーザーのニュースフィードに表示される内容を最近変えた。具体的には、友だちや家族からなどの投稿を優先して表示し、企業やメディアからの投稿は以前よりも表示されないようにするというもので、今年に入ってから実施した変更だ。
このアップデートにより、いいね!、シェア、コメント、その他の反応も含め、ユーザーエンゲージメントの急激な減少に見舞われているパブリッシャーが多くあるとのことである。なかには、ユーザーへのリーチが75%も減少し閉鎖に追い込まれたパブリッシャーもいるそうだ。
しかし注意してほしい。
やっぱりフェイスブックよりもグーグルだよね!
と主張したいわけでは決してない。
グーグルのアルゴリズム変更によって大打撃を受けたサイトだって枚挙にいとまがない(むしろこちらの方が多いのでは?)。ひょっとしたらあなたも経験しているかもしれない。
以前に「グーグルが参照元アクセスとしてフェイスブックを逆転」として伝えたように、グーグルにせよフェイスブックにせよ、1つのチャンネルに頼ることはやはり危険なのだ。複数のメディアで分散・併用した戦略こそが安定した集客を長期に渡って確保できる。
- すべてのWeb担当者 必見!
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
3月上旬のアルゴリズム更新とGooglebotのレンダリングに関する記事をピックアップ。
- Google、2018年3月上旬にコアアルゴリズムのアップデートを実施。順位下落の対処方はすばらしいコンテンツを作り続けること以外になし
アルゴリズムに合わせたサイト運営はもうやめよう
- すべてのWeb担当者 必見!
- SEOに役立つ、Googlebotのレンダリングを検証する4つの方法
Chrome 41相当がネックになることも
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
- 技術がわかる人に伝えましょう
ソーシャルもやってます!