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クリエイティブ・コンテンツ・メディアに携わる人が見ておくべき11セッション |アドテック東京2019

アドテック東京2019の見どころを紹介! 「Content King」クリエイティブ・コンテンツ・メディアに関するトラックのアドバイザリーボードメンバーの打ち合わせを取材。その様子をお届けします。

マーケティングの最新事例や最新技術が得られる「アドテック東京2019」。今年は、2019年11月27日~28日に東京国際フォーラムで開催される。

本イベントは、大きく分けると「展示会」「カンファレンス」の2要素から構成される。展示会では、約70社がブースを出展し、最新のマーケティングテクノロジーに触れることができる。カンファレンスでは、2日間で約60のセッションがあり、約250名のスピーカーが登壇する。

今年のアドテック東京では、「カンファレンス」で個別テーマをトラック毎に設けた「コンテンツコミッティー」制を導入。コミッティーは全部で8つあり、現場で活躍するマーケターにとって本当に役立つ内容は何かを考え、コミッティーのアドバイザリーボードメンバーが各トラックのセッションテーマを企画・決定していくという。

今回、「Content King」クリエイティブ・コンテンツ・メディアに関するトラックのアドバイザリーボードメンバーの打ち合わせを特別に取材。打ち合わせに参加した以下3名から次のようなコメントをいただいた(打ち合わせに参加した人のみ取材を行ったため、全員とは限らない)。

「Content King」メンバーからのコメント

打ち合わせの様子
左から、鹿毛 康司 氏(エステー株式会社)、藤田 誠 氏(INCLUSIVE株式会社)、新井 大祐 氏(日本経済新聞社)
鹿毛氏

アドテックでは「ご自身の目の前の仕事にすぐに役立ちそうなヒント」もたくさんある。それ以上に「俯瞰して、ご自分で思考して、何か新たなものを生み出す」という未来を創りだす場所になったらいいなと思います。世界をリードしてください。

藤田氏

実務担当者がこれまで以上に説明責任と定量評価が重要になってきているデジタル「コンテンツ」領域。登壇者の皆様には彼らが役に立つアイデアや視点をご提供いただければ幸いです。

新井氏

洋の東西、老若男女問わず、課題を抱えて来場される方を各ピッチで応援するーContentsComitteでもそういう姿勢はぶれずに検討してきました。ほんの少しでも、何かのきっかけが提供できたらいいなと思います。

クリエイティブ・コンテンツ・メディアに関するトラック

アドテック東京2019の「Content King」のトラックは、2日間で11のセッションが用意されている。セッションタイトルは次の通り。

  1. 炎上とBuzzの境界線
  2. 5Gで変わる、メディアコンテンツ!
  3. 演者大集合!今、動画で人気者になるには?
  4. オウンドメディアとブランディング
  5. PRとコミュニケーションの本質
  6. (AD・WARS/THE RISE OF MARKET-WALKER)
  7. 若者に支持されるコンテンツを解明する
  8. オリンピック記念!スポーツの生み出す力
  9. トップクリエイターが読み解く世界中の素晴らしいクリエイティブ
  10. U30が語る、これからのコンテンツ作り
  11. マス&デジタル統合時代の本格到来、これからのメディアの稼ぎ方

鹿毛氏、藤田氏、新井氏らアドバイザリーボードメンバーが各セッションで聞きたいこと、セッションに参加する人が聞きたいであろうことをまとめた「期待する内容」とセッションで語られる「キーワード」を紹介する。

公式サイトでは紹介しきれていない情報が満載なので、すでに申し込みをしている人はセッションへの期待値調整に役立ててほしい。また、まだ申し込みをしてない人は、自分に合ったセッション探しに役立っててほしい。

なお、申し込みをしたい場合は公式サイトより申し込みが可能だ。セッションによっては、無料(ビジターパス)で参加できないこともあるので、公式サイトの料金表で確認いただきたい。

「アドテック東京2019」の公式サイトで詳細を確認する

1.炎上とBuzzの境界線はどこにある

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

炎上とバズは大きくことなる。コミュニケーションは人の心や感情を動かす力をもっているけれど炎上に発展してそれを「悪名は無名に勝る」という考え方で片付けてよいか議論の余地がある。

特に企業の発信と個人の発信ではその意味合いも違ってくる。個人にも人格があるように企業にも人格があり、企業ブランディングにおけるバズと炎上についての深い議論を期待したい。

本セッションの「キーワード」

  1. 炎上は本当に悪なのか?
  2. やってはいけない炎上とバスの区分けはどこにあるのか?
  3. 企業と個人における炎上の意味の違いとは?
「炎上とBuzzの境界線はどこにある」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [11:40-12:30]
CK1

炎上とBuzzの境界線はどこにある
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK1

セッションの概要

ソーシャルメディアの普及により、生活者の声は身近な方からそれ以外の方へも届くようになりました。一方で情報量が増えたことにより、生活者の情報選択が起きたり、届けたい情報がうまく届かないことも少なくありません。

企業としてはより多くの人に情報を届けるため、試行錯誤を行っているかと思います。 その際の議論の一つに、“これでバズるんだっけ?”“これ炎上リスクはないの?“というマーケターを悩ますお題があります。メーカー、エージェンシー両サイドからBuzzと炎上について議論し、境界線を見つけていければと思います。

2.5Gで変わる、メディアコンテンツ!

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

アドテックである以上、「将来こうなるよね」という一般論ではなく、登壇するマーケターが個人として、この5Gで実現する様々なことをどう使って何をしたいのかが語られるとよい。特に、通信速度100倍といわれても、普通の人にとってはそれで実現する世界が想像できない。

それをいかに期待させ体験したいと思わせるのか? また、5Gになることで、これまでメディア利用されていなかったOOH領域のメディアやローカルコンテンツがどう変化するのか?地方と東京の意識の差も踏まえ、地域のコンテンツがどうなるのかは興味深いテーマ。

本セッションの「キーワード」

  1. いまはまだ想像できない世界を生活者に魅せるには?
  2. 5Gは地方のコンテンツをどう変えるのか?
  3. 5Gで変わる、広告表現
「5Gで変わる、メディアコンテンツ!」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [12:45-13:35]
CK2

5Gで変わる、メディアコンテンツ!
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK2

セッションの概要

comming soon...

3.演者大集合!今、動画で人気者になるには?

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

演者の場合は目立ったもの勝ち(広告収入など)なところもあり、過激な言動によるセルフブランディングに走る人もいる。それはどこまで許されるのか?

また動画といってもYouTube以外に様々ある。人気の演者たちは、それぞれのメディア特性をどうとらえていて、その中で最大限効果を発揮するために、何をしているのか? その回答は企業にとっても役立つはず。

本セッションの「キーワード」

  1. 動画で人気者になるためのセルフブランディングはどこまで攻められるのか?
  2. 演者は知っている?! メディア特性によって何がウケるのか
「演者大集合!今、動画で人気者になるには?」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [13:50-14:40]
CK3

演者大集合!今、動画で人気者になるには?
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK3

セッションの概要

comming soon...

4.オウンドメディアとブランディング

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

オウンドメディアを自社で運営する目的があいまいになっていないか? 自社でコントロールできるメディアなんだから持っておいたほうがいいよね、という強迫観念にとらわれているところが多いのではないか?

目的をはっきりさせないままスタートすると、関連する事業者に発注することが仕事になってしまいかねない。そうした、企業の実態を明らかにしたところで、では「何のため?にやっているのか?」を考えられるとよい。

本セッションの「キーワード」

  1. オウンドメディアという名の呪縛
  2. オウンドメディアの評価指標
「オウンドメディアとブランディング」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [14:55-15:45]
CK4

オウンドメディアとブランディング
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK4

セッションの概要

オウンドメディアを所有すること自体が目的化さた結果、投資に対する成果の説明責任を果たせない施策例も散見されるようになった。

そもそも、ブランドがオウンドメディアを所有する目的とは何か?

目的から再考すると、私たちがデザインすべきオウンドメディアの形は、いわゆる記事型コンテンツの集合体としての自社サイトだけではないのかもしれない。デジタルに閉じないリアルな体験の場所まで、デザインする領域も広がってきた。

本セッションでは、ブランド、コンテンツ、ソーシャルメディア、プラットフォーム、様々な視点を取り入れながら、オウンドメディアという概念を再定義し、これからのあるべき姿について議論を深めていきたい。

5.PRとコミュニケーションの本質

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

広告・コミュニケーションとPRステークホルダーとの関係性の構築とでは、視点とフレームワークが異なる。しかし、どこがどうことなるのかという認識そのものが人によって異なっているのが現状。まず、このセッションに参加するスピーカーそれぞれが、このことについてどう定義しているかを事前に打ち合わせしたうえでセッションを展開すると、プレイヤーによる視点の違いが見えてくるのではないか。

かつて「広報(パブリックリレーション=PR)」はマスメディアを通じて行うことが主であった。2019年、事業会社が自ら発信できる手段が大幅に増えた環境での「広報(PR)」はどう変わったのか?実務担当者のヒントとなるものを期待。

本セッションの「キーワード」

  1. なぜ、人によってPRと広告の定義が異なるのか?
  2. 2019年の広報の本流とは?
「PRとコミュニケーションの本質」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [16:00-16:50]
CK5

PRとコミュニケーションの本質
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK5

セッションの概要

アドテック東京2019において唯一の「PR」がタイトルに含まれるセッション。 我々は普段から様々なステークホルダーとのコミュニケーションの中で生きており、その「コミュニケーション」を設計する際の「PR」の考え方・役割・機能の重要度も高まってきています。

本セッションでは、国内を代表する企業のコーポレート統括側・ブランド側、そしてエージェンシー側のスピーカーより、様々な角度から様々な角度から「PRとは何か」「コミュニケーションの本質とは」「広告や広報が果たす役割とは」そんな素朴な、そして根本的な問いについて真剣に議論します。

忙しい日々の中で一瞬立ち止まって、こんな素朴な問いについて皆さんでと一緒に考えたいという思いもあり、事前に皆様からのアンケートを実施中です。
https://forms.gle/fof24oDWzAWDBpm56

6.AD・WARS/THE RISE OF MARKET-WALKER

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

未定

本セッションの「キーワード」

未定

「AD・WARS/THE RISE OF MARKET-WALKER」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月27日(水) [17:05-17:55]
CK6

AD・WARS/THE RISE OF MARKET-WALKER
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK6

セッションの概要

(悪の帝国?)デジタル化が世界を侵略しつつあるこの市場で、レイ(映画の主人公/次世代スカイウォーカー)以上に強力なフォース(熱量)を持つ3人のマーケ・ウォーカーが、デジタル時代のコンテンツの本質をライトセーバーの如くぶった斬る。 Written by 長瀬 次英

7.若者に支持されるコンテンツを解明する

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

一般的に「若者の流行は移ろいやすい」といわれるが、いつの時代でも、きっと若者が動く不変の本質があるはず。例えば10代~20代においては、恋愛という要素は生活において重要な役割を占める。したがって、恋愛にかかわるものが心を動かしやすい。

このセッションでは、目の前で流行している事象の事例羅列にならず、その本質は何か?を考え、紐解いていくことを期待したい。

本セッションの「キーワード」

  1. 「若者に支持される」コンテンツは時代に左右されない
「若者に支持されるコンテンツを解明する」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [11:30-12:20]
CK7

若者に支持されるコンテンツを解明する
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK7

セッションの概要

comming soon...

オリンピック記念!スポーツの生み出す力

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

プロスポーツは、ブランディングの基本要素がすべて含まれており、実施している。企業にとってはそこが魅了なのだが、ステークホルダーが多岐にわたり、どのようなエコシステムが回っているかが見えにくいため、参入障壁が高いイメージがある。

魅力がありながらも、サポートすることによって得らえれる効果が見えにくく、不安定な部分がある。そうしたエコシステムの仕組みとそこへの入り方が分かるとよい。一方マイナースポーツであっても、根強いファンがいることや、マイナーであるからこそサポートすることの魅力についても語れるとよい。

本セッションの「キーワード」

  1. スポーツはブランディングを網羅
  2. スポーツへの様々な協賛活動の費用対効果(評価指標)最前線
「オリンピック記念!スポーツの生み出す力」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [12:35-13:25]
CK8

オリンピック記念!スポーツの生み出す力
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK8

セッションの概要

comming soon...

トップクリエイターが読み解く世界中の素晴らしいクリエイティブ

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

クリエイターの一人よがりなクリエイティブは不要。そもそも届いているのか?届いたものが人の心を動かしているのか? それによってどうマーケティング課題を解決するのか?

そうした効果のある、マーケティング課題を解決するクリエイティブについて知りたい。また、広告に限らず世界のクリエイティブの潮流とそれをどう取り入れるべきかについても知りたい。

本セッションの「キーワード」

  1. マーケティング課題を解決するクリエイティブの本質とは?
  2. 世界のクリエイティブの潮流はどこに向かうのか?
「トップクリエイターが読み解く世界中の素晴らしいクリエイティブ」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [13:40-14:30]
CK9

トップクリエイターが読み解く世界中の素晴らしいクリエイティブ
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK9

セッションの概要

comming soon...

U30が語る、これからのコンテンツ作り

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

SteveJobsやS.スピルバーグが20代にして頭角を現したように、デジタルネイティブであるU-30上の人たちにも、ものすごい能力がある若手がいるはず。その才能が見つけにくかったり、力を発揮しきれないのは、実は既存の価値観で彼らをがんじがらめにし、ブルーワーカー的に働かせているような環境を提供している、Over Age世代なのでは?

これからの未来を担う20代が活躍するためにも、そうした阻害要因は何かを考える必要がある。Over Age世代にこそ聞いてほしいセッションになるとよい。

本セッションの「キーワード」

  1. U-30の力を開放~何が彼らの活躍を阻害しているのか?
「U30が語る、これからのコンテンツ作り」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [14:45-15:35]
CK10

U30が語る、これからのコンテンツ作り
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK10

セッションの概要

結局、ワカモノには何が届くの!? を紐解く60分!

「ゆとり」「ミレニアル」などに総称されるワカモノたち。新世代特有の価値観や消費行動をうまく捉え、実際に影響を与えるコンテンツの共通点とは?

自らが世代の当事者であり、プラットフォーム、プランナー、制作など様々な立場からコンテンツに携わるU30メンバーが語る、コンテンツの今と未来。実際の事例やトレンドを踏まえながら、幅広く議論します。

ハッシュタグ【#U30的コンテンツ論】で、会場とインタラクティブに進行予定。事前質問も大歓迎です!

マス&デジタル統合時代の本格到来、これからのメディアの稼ぎ方

 

アドバイザリーボードメンバーが本セッションで「期待する内容」

メディアが売り上げを高めるにはサブスクリプション(購読、視聴)、広告そしてイベントとなどそのほかの収入。最近、デジタルとアナログのメディアをどう統合していくのか、そしてメディアごとにばらばらな広告効果指標の統一の話ばかりになってきているが、そもそもそれらの話はメディアの本質からすると小さな話ではないのか? やはり、メディアはどうやって視聴者・読者を喜ばせるかが本質。つまり、メディアのマネタイズ方法は喜ばせ方ともいえる。

セッションには、そうした「メディアの本質」をどう強化していくかについての話になるとよい。また昨今メディア界隈では「データ活用」が話題だが「データ」で稼ぐのか?「データを使って」稼ぐのか?は曖昧なままであり、解がみえないメディア担当者は多い。実務に役立つ「データ」の話を期待したい。

本セッションの「キーワード」

  1. メディアの利益は人の喜び(提供価値)から生まれる
  2. メディアごとの広告効果指標は統一すべきなのか?
  3. データで稼ぐのか?データは稼ぐ補助ツールなのか?
「マス&デジタル統合時代の本格到来、これからのメディアの稼ぎ方」のセッション詳細はこちらをクリック⇒

11月28日(木) [15:50-16:55]
CK11

マス&デジタル統合時代の本格到来、これからのメディアの稼ぎ方 (65min)
http://adtech-tokyo.com/ja/session/session.html?num=CK11

セッションの概要

データやテクノロジーの進展によって、マスとデジタルメディアを統合してマーケティング活動することが可能になりました。また、統合されることで、稼ぐことから効果検証やデータの活用法の話になりがちでもあります。

本セッションではさまざまな立場の方が集まり、事例をもとに実務に役立つメディアの価値・本質について議論したいと思います!

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