富士通は、自社サイトのトップページを主に高齢者や障害者の閲覧性を高め、より利用しやすくなるよう、ウェブコンテンツの新しい日本工業規格(JIS)「JIS X 8341-3:2010」に対応させた、と7月8日発表した。新規格によって、サイトの背景色と文字色のコントラスト比を高めたり、表示される共通メニューをスキップしてページ本文に直接移動できるようにした。
JIS X 8341-3:2010は2010年8月に公開された。従来の規格と違い、客観的な試験で規格達成状況が確認でき、A、AA、AAAの3段階で達成度の評価確認が可能。富士通のトップページはAAの「一部準拠」と確認した。背景色と文字色のコントラスト比を4.5対1.1以上にして誰もが見やすくしたうえ、マウス操作が困難なユーザーでも容易に本文へ到達できまるよう工夫した。
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