コムニコがABALとの協業でメタバースでの新たなマーケティングソリューション開発へ

SNSマーケティング支援事業のコムニコは、メタバース(インターネット上の仮想空間)でのマーケティングソリューション開発・提供に向け、XR＝AR(拡張現実)・VR(仮想現実)・MR(複合現実)・SR(代替現実)の総称＝ソリューション事業のABALと協業する、と9月27日発表した。実証実験を行い、共同で新たなサービスの企画・開発を推進する。

コムニコが強みとするSNSマーケティングのノウハウ・技術と、ABALのXR技術を融合する。コムニコは、SNSを活用した企業とユーザーのコミュニケーションを支援し、一括したサービスを展開。ABALは、XR空間構築技術と関連機器を組み合わせてVR空間内での自由移動、体験共有を可能にするソリューション「ABALシステム」を提供している。

両社の顧客企業を中心に新たなマーケティングソリューションを提案し、半年以内に実証実験を実施する。SNSのアカウントとバーチャル空間での行動をひも付けてユーザーの興味・関心を分析したり、バーチャル空間で買い物ができて買いたい商品に近付くとSNS上のクチコミの閲覧を可能にしたりするなどのソリューションを想定している。