オンラインで検索すると危険なセレブ、1位は『アベンジャーズ』シリーズにも出演する有名女優!【マカフィー調べ】
欧米では、経済評論家や政治家でなく俳優が詐欺広告に多用されている。
10/30 8:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
マカフィーは、「2024年オンラインで検索すると危険なセレブ」に関する調査結果を発表した。よく使われる用語で有名人の名前を検索した際に生成される高リスクサイトの数、誤解を招くコンテンツの量を分析している。
ディープフェイク、フィッシング詐欺、なりすまし詐欺などに有名人が登場
この調査では、AIで生成されたディープフェイク、フィッシング詐欺、なりすまし詐欺など、さまざまな手口で有名人の名前・イメージを勝手に使用し消費者を欺くケースを分析。その結果、2024年のトップは、『アベンジャーズ』などのマーベル・シネマティック・ユニバースに出演しブラック・ウィドウ役を演じた人気俳優「スカーレット・ヨハンソン」だった。
経済評論家や政治家でなく俳優が1位だったことは、金銭搾取を目的とした詐欺からより広範な悪用へと詐欺の傾向が変化していると推察されている。2位以下にも「カイリー・ジェンナー」(インフルエンサー)、「テイラー・スウィフト」(歌手)、「アニヤ・テイラー=ジョイ」(俳優)、「トム・ハンクス」(俳優)など芸能人の名前が多くあがっている。
ちなみに日本では、経済評論家の森永卓郎氏、実業家の前澤友作氏、西村博之(ひろゆき)氏などの写真・名前が、詐欺広告に多く盗用され問題となっている。今後の日本の詐欺広告においても、今後変化があるのか気になるところだ。
調査概要
- 【調査対象】McAfee WebAdvisorの結果と既知のディープフェイクの分析を組み合わせてリスクスコアを算出
- 【調査方法】マカフィーの脅威情報調査チームが実施
- 【調査時期】2024年1月1日~9月15日
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