退職した職場、何が変われば戻りたいと思える？ 「給与」よりも大きい理由が明らかに【アイデム調べ】

アイデムは、総合求人サイト『イーアイデム』の会員400名を対象に、仕事探しに関する調査を実施した。

戻って働きたい職場とは？ 一番改善してほしいのは「人間関係」

まず、過去働いていた職場について、「戻って働きたい」と思うには何が変わっているとよいかを聞くと、全体では「人間関係」が44.3％で圧倒的に多く、ついで「賃金」が30.0％、「労働時間」が21.8％となった。年代別にみると、40代、50代の半数以上が「人間関係」を選択しており、退職の理由として大きいことがうかがえた。

また、「アルムナイ」「カムバック制度」「出戻り制度」など、一度退職した従業員を再度採用する制度についての認知度を聞くと、全体では「知らない」が66.0％で多数派に。「知っており、実際に利用したことがある」は3.5％にとどまった。年代別では、特に30代以下において認知度が低く、実際の利用者はいなかった。

パートまたはアルバイトの働き方を希望する人に対し、その理由を聞くと、「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」が52.6％で最多に。男女別に見ると、女性では「扶養の範囲内で働きたいから」「生活との両立を図りたいから」が男性の割合を大きく上回っていた。

一方で、正社員を希望する理由を聞くと、「将来にわたって安定して働きたいから」が69.2％で最も多く、「社会保険に加入できるから」が41.5％と続いた。男女別に見ると、男性は「社会保険に加入できるから」「社会的な信用度」の項目が高く、女性は「将来にわたって安定して働きたいから」が高かった。

調査概要

• 【調査対象】総合求人サイト「イーアイデム」の会員で、2024/11/01～2024/11/30の期間にイーアイデムから何らかの求人に応募した人
• 【調査期間】2024/11/02～2024/12/05 （34日間）
• 【調査方法】インターネットリサーチ
• 【有効回答数】400件