練習問題にチャレンジ!「ランディングページの改善でCTRが向上する。○か×か?」
2010年4月からスタートしている「Yahoo!リスティング広告 プロフェッショナル認定試験」。スポンサードサーチとインタレストマッチのスキルを測定し、リスティング広告運用成果の改善や業務効率アップにつなげることが可能だ。
高スコア獲得者には名刺等に使える「認定ロゴ」を配布
検索連動型広告「スポンサードサーチ®」、興味関心連動型広告「インタレストマッチ®」。この2つのリスティング広告を運用するための知識・スキルを測定するための資格試験が、2010年4月からスタートしている。「Yahoo!リスティング広告 プロフェッショナル認定試験」だ。まず、試験の概要は次のとおり。
Yahoo!リスティング広告 プロフェッショナル認定試験の概要 | |
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対象者 | Yahoo!リスティング広告の運用を担当している代理店および広告主、一般の方 |
所要時間 | 60分 (アンケート回答などを含む) |
出題分野 | Yahoo!リスティング広告のサービス全般、および各サービスについて (広告掲載ガイドライン、システムの機能、レポートについて、問題発見と対処などの分野から出題) |
試験方法 | CBT(プロメトリックによるPCを利用した試験) |
試験会場 | プロメトリック 全国テストセンター(47都道府県約100カ所以上) |
受験料 | 6,980円 (税込) |
試験は民間のテストセンターであるプロメトリック社のテストセンターで実施。受験者自身が、好きな日時・会場を選択・予約して受験できる。試験の開催日時は会場によって異なるが、終業時間後や土日に受験できる会場も用意されている。
試験は合否を判定するものではなく、TOEICなどと同様のスコア制。1000点満点で、スコアとレベルの目安は下記のとおりだ。
スコアとレベルの目安 | |
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860~1000点 | 各サービスの特性と、各システムの詳細を理解しており、どのサービスにおいても適切な対処により効果的な運用が可能 |
790~859点 | 各サービスやシステムを理解しており、どのサービスにおいても運用が可能 |
695~789点 | 各サービスやシステムの一部を理解しており、基本的な運用が可能 |
200~694点 | 各サービスやシステムの名称や基本的な事柄を知っているレベル |
860点以上のスコア獲得者には、「プロフェッショナルロゴ」が授与される。このロゴは、名刺や自社のWebサイトなどに利用可能で、セルフ・ブランディング・ツールとして活用できる。認定ロゴのデータは、受験から1~2カ月程度で対象者に対して送付される。
運用知識のレベルが客観的にチェックできる
「Yahoo!リスティング広告 プロフェッショナル認定試験」を受験するメリットは、大きく2つがある。1つは、Yahoo!リスティング広告を運用するための知識のレベルを確認できる点だ。自分がどれくらいの知識を持っているのかを取得したスコアで客観的に確認することができるし、どういう分野に強い、弱いといったことも確認できる。
もう1つは、たとえば代理店が、Yahoo!リスティング広告の運用担当者や営業担当者のスキルを測る目安となる点だ。
認定自体に有効期限はないが、リスティング広告のサービス内容やシステムのアップデートの頻度などを考慮し、2年ごとくらいでスコアを更新するのがいいだろう。新しい情報の習得や整理も併せて行うことができるし、それが結果として業務効率の向上に繋がるだろう。
では実際の試験問題はどのようなものなのだろうか。実際の出題形式に即して4題の模擬問題を作成してみた。時間のあるときにでも、チャレンジしてみてほしい。
A)広告や説明文の表現を工夫する
B)キーワードと広告の関連性を高める
C)検索数の多いキーワードに入札する
D)広告の品質を高めて広告掲載順位を上げる
『CTRを向上させるには、広告のリンク先ページ(ランディングページ)やショッピングカートのシステムをより使いやすく改善する必要がある』
A)○
B)×
広告費:500,000円、インプレッション数:10,000、クリック:2,000、コンバージョン数:200
A)50円
B)200円
C)250円
D)2500円
A)掲載順位が高ければ、CVRも上昇する
B)広告の品質を改善すれば、掲載順位が上昇する可能性がある
C)掲載順位は、広告の品質と入札価格によって決定される
D)掲載順位が高いと、広告のブランディング効果も高まる
※各問題は編集部で独自に製作したもので、これらの問題が実際に試験に出るというものではありません。
正解は次のページに!
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