成功するCMS導入の必須ノウハウ

Part 4 失敗しないCMS導入ワークフロー:詳細設計

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ロール設計書

ロール設計書は、権限の内容をまとめたものだ。

今までは、ウェブサイト担当のチームのみで作成されていたウェブサイトもそれぞれのコンテンツを保有している担当者がデータの投入を進めることになるため、それぞれのコンテンツに対して、権限設定を行い、それぞれどういった運用を行うのかを明確にする。

ロール設計書で作成する内容としては、まずユーザーごとにどのような権限を持っているのかという部分の定義から行う。編集権限であったり、承認権限などさまざまな権限の中からそのユーザーに必要な権限を定義する。

次に、コンテンツに対しての権限を設定する。ユーザーがどのコンテンツに対して権限が有効であるのかを定義する。ロール設計書自体は、難しいものではない、管理システムにアクセスできるメンバーとそれぞれが何を行うことができるのかを定義するだけだ。しかし、明確に定義をしておかないと編集できないコンテンツを編集したり、承認がうまくいかなかったりと、多くの問題が発生する。

ロール設計書の例

ロール設計書の例1 Copyright © 2005 KINOTROPE, INC. All rights reserved.
ロール設計書の例1
Copyright © 2005 KINOTROPE, INC. All rights reserved.
ロールの詳細設計書。アセット種別ごとに、どこで利用されるのかと入力時のワークフローの有無が定義されている。
 
ロール設計書の例2 Copyright © 2005 KINOTROPE, INC. All rights reserved.
ロール設計書の例2
Copyright © 2005 KINOTROPE, INC. All rights reserved.
ロール定義。ロール(ユーザーグループ)ごとに、どのアセットを作業できるのかが定義されている。
 
ロール設計書の例3 Copyright © 2005 KINOTROPE, INC. All rights reserved.
ロール設計書の例3
Copyright © 2005 KINOTROPE, INC. All rights reserved.
ロール定義。ロール(ユーザーグループ)ごとに、サイト管理のどのアクションを行えるのかが定義されている。
 
ロール設計書の例4 Copyright © 2005 KINOTROPE, INC. All rights reserved.
ロール設計書の例4
Copyright © 2005 KINOTROPE, INC. All rights reserved.
ロール自体の定義部分。システム上の各ロールがどのような役割なのかの概要を示している。
 
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