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正統派のリンクビルディングって、インターネットを使った広報サービスなのか?

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今日サンフランシスコの中心街で、広報サービス会社Ruder Finnの人と会う機会があった。話題はもっぱら、広報サービス業とオンラインで展開するリンクビルディング(被リンク獲得)業がよく似ているということだった。2つの業界を比較検証してみよう。

  • 広報サービス業界

    1. 顔なじみの記者やライターなど、マスコミ関係者のリストを作る。
    2. 新規事業の立ち上げや再開、イベント、新製品、新会社など、クライアントの活動の一部にネタを絞る。
    3. 知っているマスコミ関係者の中で、クライアントの活動を取り上げてくれる見込みが高い人を絞る。
    4. その人たちが関心を示すように、独創的な方法でネタをふる。
    5. どの程度成功しているか、掲載記事や報道で評価する。
  • オーガニック・リンクビルディング(自然な形の被リンク獲得)業界

    1. サイトやキーワードおよびキーフレーズ、そして一般的な分野から主題になるものを絞り込む。
    2. 競争力のある分析と検索を通して、重要なリンクソースとリンクソース候補のリストを作る。
    3. 電子メールを送ったり、電話をかけたり、製品を送ったりして相手の興味を刺激し、その人たちがこちらのコンテンツにリンクするよう仕向ける。
    4. どの程度成功しているか、リンクやこちらがふったネタを取り上げている内容で評価する。

検索エンジン最適化(SEO)と広報サービスは瓜二つだ。その点から、両方の分野にまたがるチャンスはあるだろうか。

広報サービス業界が、現在ePR(インターネットを使った広報活動)と呼んでいるものは、直接的な相関関係を示すものだと思う。将来、総合広告代理店グループ会社Publicisが、リンクビルディング会社We Build Pagesを買収したり、あるいは逆に検索エンジンマーケティング会社のFortune Interactiveが、広報サービス会社Edelmanを買収するような日が来るんだろうか(後者より前者の方があり得そうな話だけど、言いたいことはわかるよね)。

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