日本ネット経済新聞ダイジェスト
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Amazon.co.jp ファッションストアで返品送料を無料化 30日間

返品にかかる送料を自社負担にすることで、ファッション商品の販売額を高める

アマゾンジャパン(本社東京)は4月8日から、ファッション商品の返品送料を無料にするサービスを始めた。ファッション商品はサイズが合わないことや、サイト上の写真と実物が違うとの理由から、返品に対する要望が強い。返品にかかる送料を自社負担にすることで、ファッション商品の販売額を高める。

返品できる期間は商品が届いてから30日間。タグなどを外していない未使用品に限定する。これまで、サイズ違いなど購入者都合による返品送料は購入者負担にしていた。返金は従来同様、クレジット決済の場合はクレジットカード会社を経由して返金、それ以外の場合はギフトカードで対応する。

返品サービスの拡充に伴い、アマゾンが物流業務を請け負っている出店者の商品も、同じ条件で返品を可能にした。これまで、出店者が取り扱っていた商品については、各出店者ごとの返品ルールに従う必要があった。

ファッションECでは、これまで返品を受け付けていなかったスタートトゥデイ(本社千葉市)が4月1日から返品に対応している。試着に近いサービスを提供して、売上拡大を狙うECサイトが増える可能性がある。

・Amazon.co.jp、『服&ファッション小物』、『シューズ&バッグ』ストアのサービスを強化。 『30日間、返品送料が無料』に。
http://www.amazon.co.jp/gp/press/pr/20110408

・Amazon.co.jp ファッションストア
http://www.amazon.co.jp/fashion

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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

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