ヤフーカテゴリは有料リンクではないのか?
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ヤフーカテゴリは有料リンクではないのか?
支払うのは審査代 (Google Webmaster Central Channel on YouTube)
※Web担編注 一部のディレクトリサービス提供業者がこの記事のURLを示したうえで「ディレクトリ登録サービスの健全性については、Googleも公式に認めております」と宣伝していますが、この記事は一般論です。
マット・カッツ氏が語るような「PageRankが●●」と宣伝するディレクトリや、「貴社のサイトが上位表示されやすくなります」「検索で上位表示させたい下層ページの登録も可能です」と宣伝するディレクトリへの登録にはご注意ください。
有料ディレクトリは、どうして有料リンクと同じ扱いを受けないのですか?
グーグルのマット・カッツ氏がこの質問に回答した。
僕たちは、ほぼすべてのケースで同じ基準に基づいて有料ディレクトリを扱っていると思っている。信用できない怪しげな有料ディレクトリが大量にあって、「PageRankが5だ」と宣伝したり、50ドルかそこらを払えば登録を保証するなどと言ったりしている。そこには何の審査もない。まさしく何でもかんでも取り上げることを許していて、実質的に慎重に審査することはない。
「期限切れドメイン名を見つけて再登録した。ディレクトリにしたからお金を払えばリンクしてやる」、多くの場合はこんなディレクトリばかりだ。
こういうケースでは、僕たちは、ほぼ間違いなくアクションを起こす。たとえばツールバーのPageRankを下げるかもしれない。これは、そのサイトからのリンクは必ずしも信用されていないことを示すものだ。そんなサイトにお金を払っても何もいいことはない。
しかしここで、スパム的で質の低いディレクトリと、ヤフーディレクトリのようにきちんと審査しているディレクトリの間に線引きしておきたい。
ヤフーディレクトリはかなりの数の申請を断っているかもしれない。一種のリトマステストだ。
ヤフーでは、ディレクトリ登録に対して慎重な審査がある。それに対して怪しげなディレクトリは、どんなテキストでも好きに選べて受け付けられる。さらに、そんなディレクトリを実際に見に行くユーザーはいない。スクリプトだけが動いているようなサイトだ。そういうのこそが、僕たちが絶対にアクションを起こす対象になる。
僕たちは、「そのディレクトリに付加価値があるか」「(質を保つために)どのくらい労力を割いているか」を見ている。実質的にはチェック作業がなくて、なんらかのリンク操作のために作られたものだと判断されれば、それが有料ディレクトリであっても、間違いなく有料リンクと同じ基準で扱われることになる。
ひとことで言えば、有料ディレクトリと有料リンクの最大の違いは「人間の目によって厳格な審査があるかどうか」だ。あなたがヤフービジネスエクスプレスに支払う費用は登録代ではなく審査代であり、登録が保証されるものではない。そのことによって有料リンクに該当しないとグーグルはたびたびコメントしている(異論はあるかもしれないが、グーグルに言わせればそういうことだ)。
XMLサイトマップはSEOに必要か
なくてもいいけど利用価値あり (WebmasterWorld)
WebmasterWorldのメンバー限定エリアで、「最近のXMLサイトマップ」という話題が交わされた。すべてをここでお伝えするわけにはいかないが、ポイントを整理しておこう。
XMLサイトマップの送信は、真っ先にやるべきSEOの1つとして挙げられることが多い。しかし、実際のところSEOにとってXMLサイトマップはどのくらい重要なのだろうか。
極論を言えば、XMLサイトマップはSEOにはなくても構わない。大規模なサイトであったとしても、サイト内のリンク構造が整っていれば検索エンジンはすばやくクロールしてくれる。それに現在のGoogleは、Ping送信やRSS、PubSubHubbub、Google+の投稿、+1ボタンなどさまざまな手段で新しいコンテンツの発見を試みる。
そもそも、XMLサイトマップはURL発見の手助けをするものに過ぎず、インデックスを保証するものではない。ましてや、検索結果での順位を上げる効力は一切ない。クロールの助けになるとしても、XMLサイトマップの力を借りなければ検索エンジンが辿りつけないようなページはPageRankに乏しく検索結果に出てこないかもしれない。
またいったんインデックスされたURLはXMLサイトマップから削除、あるいはサイトマップ自体を削除したとしても検索エンジンのインデックスから消滅することはない。
とはいえ、XMLサイトマップの送信を否定はしない。グーグルウェブマスターツールではXMLサイトマップで送信したうちのいくつのURLがインデックスされているかサイトマップの種類ごとに確認できる。ディレクトリごとにXMLサイトマップを分けて送信すれば、どのディレクトリのページがどのくらいインデックスされているか細かく調査することもできる。ほかにもページネーションの1ページ目と2ページ目以降のページを分けて送信すれば、ページネーションされたページのインデックス状況を知ることも可能だ。
インデックスさせるという目的では使っても使わなくてもどちらでもいいが、インデックス状況を把握するという目的ではXMLサイトマップは役に立つと言える。
SEOならぬASOとは?
“アップストア最適化”のこと (Search Engine Watch)
Apple App Store(アップル アップ ストア)やAndroid Market(アンドロイド マーケット)などアプリケーションを入手できるサービス内での検索の最適化をSearch Engine Watchが説明した。「アップストア最適化」だからSEOならぬ「ASO」と名付けている。
ASOには3つの大きな要因がある。
- テキスト要素
- 人気度
- 評価とレビュー
テキスト要素には、アプリの名前とアプリの作者、説明文に入っているキーワードが含まれる。
人気度には、これまでにどのくらいインストールされたかと短期間の間にどのくらい急にインストール数が伸びたか、現在のインストール数・アンインストール数・アクティブなインストール数が含まれる。
文量の関係ですべてを詳細に説明できないので、アプリ開発にも関わっていてASOに興味があるならピックアップ元記事をご自身で読んでいただきたい。または渡辺隆広氏がSEMリサーチで重要点を要約しているのでこちらだけでも参照するといい。
Googleアナリティクスのコードはどこに設置すべきか
推奨はheadセクション内 (LunaMetrics.)
Googleアナリティクスのトラッキングコードは、ページのHTMLのなかのどの場所に記述するのがいいのだろうか? これに関してLunaMetricsが解説している。
結論を言えば、現在のGoogleアナリティクスの管理画面で取得できるトラッキングコードは、headタグの中、通常はhead終了タグ(</head>)の直前に貼り付けるように指示されている。以前のバージョンのトラッキングコードはbody終了タグ(</body>)の直前に貼り付けるように推奨されていたが、今は違う。
理由はいくつかあるが、いちばん大きな理由はデータをより正確に取得するためだ。以前のトラッキングコードは、ページの他のコンテンツの読み込みを万が一にも妨げないように、ページのコンテンツの最後に設置することが推奨されていた(eコマーストラッキングやバーチャルページビューを計測する時は、例外的にheadセクション内に設置していた)。
しかし、現在は「非同期」というまた異なるトラッキング動作をするようになっており、ページの冒頭に記述しても他のコンテンツの読み込みを妨げることはない。そのため、ページ内の上のほうにトラッキングコードを配置しても問題なく、headセクションの中に置くことでいち早くコードが読み込まれ、より正確な計測が可能になるというわけだ。
しかし、Googleアナリティクスのトラッキングコードの取得部分にもどこに貼り付けるかが書かれているにもかかわらず、昔のようにbody終了タグの上に設置しているサイトを筆者は頻繁に見かける。
システム上の理由などで不可能でないなら、どこかのタイミングでhead終了タグの直前に場所を変更しておくといいだろう。
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
検索結果では「順位」ではなく「表示場所」を気にかけるべきという記事とSEOをレシピに見立てたインフォグラフィックを今週はピックアップ。
- 検索ランキングは幕を閉じ、検索プレースメントの時代へ
SEO計測指標は「ランキング」(順位)から「プレースメント」(配置)へ? - インフォグラフィックによるSEOの最強レシピ
SEOにも火加減が大切
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