モバイル広告のディーツーコミュニケーションズは、スマートフォンの普及動向に関する調査結果を4月27日発表した。普及率は7.6%で1割には届かなかった。女性の新規購入者が多く、女性比率は約3割に達した。現在所有していない層のうち、3割近くが購入意向を持っていた。調査は、実態に近い普及率を求めるため、全国の15~69歳の男女に郵送で1月に実施。3000サンプルを集計した。
スマートフォンと一般的な携帯電話(フィーチャーフォン)を合わせた携帯電話の利用率は95.1%で、所有の形態は、フィーチャーフォンだけが87.5%、スマートフォンのみが4.0%、両方を併用が3.5%。スマートフォンの利用期間は、1年未満が74.0%となり、中でも3ヵ月未満が29.5%。最近になって、急速に普及していることが分かった。
スマートフォン所有者で女性の割合は28.6%。1年以上利用している層は男性が86.0%を占めることから、1年前と比べて女性の所有者が増加していることがうかがえ、特に2010年10~12月の購入者の女性比率は35.8%に達していた。所有していない層の購入意欲では「ぜひ購入したい」8.3%、「まぁ購入したい」19.6%で、合わせて27.9%。理由は「パソコン用のウェブページがそのまま表示・利用できるから」が最多だった。
ディーツーコミュニケーションズ
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