ヤフーとCCCが情報の相互連携を開始、クライアントに広告効果分析レポートを提供

ヤフーIDとCCCの「Tポイント」会員情報が対象、ヤフーは行動ターゲティングに利用

ヤフーと、書店・データベースマーケティング事業のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、情報の相互連携を4月1日に始める、と3月17日発表した。ヤフーが発行するIDと、CCCが展開するポイントサービス「Tポイント」会員に関する情報を対象にする。それぞれのクライアントに広告出稿の効果を分析した統計レポートを提供するほか、ヤフーはTポイント会員のデータを行動ターゲティング広告の精度を高めるために利用する。

ヤフーは、特定のクライアントが出稿した広告の閲覧履歴情報をCCCに、CCCは特定商品の購入履歴情報をヤフーに渡す。どちらも特定の個人が識別できないように加工する。これによって両社は効果的な広告についての分析レポートを作成してクライアントに提供する。さらにCCCは、顧客が購入した商品や、キャンペーン・サービスの履歴情報、顧客の傾向データをヤフーに提供。ヤフーはこの情報を行動ターゲティング広告に活用する。

ヤフー
http://www.yahoo.co.jp/

カルチュア・コンビニエンス・クラブ
http://www.ccc.co.jp/

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