レッドボックスがウェブサイトの表示高速化サービス「BOOST」開始、DNSレコードを変更

通信・コンテンツ・キャッシュを最適化、既存サイトのパフォーマンスの無料計測も実施

システム開発・コンサルティングのレッドボックスは、ウェブサイト表示高速化サービス「BOOST(ブースト)」を9月13日に始めた、と同日発表した。ウェブサイト・サーバーに変更を加えることなくDNS(ドメインネームシステム)レコードを変えて速くする。表示速度やUX(ユーザー体験)の向上を望む企業向けとなる。

ウェブサイトの表示速度に直結する通信、コンテンツ、キャッシュのカテゴリーを最適化して高速化する。会員サイトや動的コンテンツといったキャッシュが難しいウェブサイトも「Boost Page」と呼ぶ独自機能を活用。表示に影響がない部分をキャッシュすることで、ウェブサイトの構造に関係なく表示を高速にする。

ウェブサイトの高速化はレスポンス、コンテンツ配信などさまざまな分野の解析が必要で、コストやシステム改修が課題とされているが、BOOSTはこうした問題を解決する。レッドボックスは、既存ウェブサイトのパフォーマンスを無料計測し、Boost経由でアクセスした場合との違いが分かるトライアルサービスを行う。

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