電通が広告主の設定したKPIでテレビCM1本ごとの効果を分析・可視化するツールを開発

「レスポンスコネクター・ダッシュボード」で細かく検証、CMテスト最適化ツールも装備

電通は、テレビCMの効果を出稿翌日に可視化するダッシュボードサービス「レスポンスコネクター・ダッシュボード」を開発して提供を始めた、と3月18日に発表した。ダウンロード件数や購入件数、サイト来訪数などの広告主が設定したKPI(重要業績評価指標)と、「CM出稿データ」をひも付け、どの曜日やどの時間帯で効果があったかを分析してCM1本単位の効果を測定し、出稿効果を細かく検証することができる。

 

ダッシュボードのイメージ

テレビCMの出稿目的を伝統的な「認知・ブランディング」から「獲得・コンバージョン」に設定する広告主が増えている。しかし、KPIに対する効果が見えにくいことが課題になっていた。レスポンスコネクター・ダッシュボードは、CM1本ずつに広告主が設定したKPI項目とひも付けることで、即時的な広告効果を可視化することができる。対象エリアは、すべての放送エリアに対応している。

ダッシュボードでは、「素材別・曜日別・時間帯別・番組名・番組ジャンル別」などの効果を、「エリア」や「CMの影響時間幅」を指定して可視化する。ダッシュボードの内容は、あらゆるカスタマイズに対応する。CMテストに最適なターゲットや素材数、出稿量などを指定してエリアを算出する「素材数・出稿エリアの最適化ツール」も開発して標準装備したので、効率的な事業拡大や見込み顧客獲得につなげるCMテストができる。

 

PDCAにおける利用イメージ
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