電通デジタルがセガXDと業務提携、新クリエイティブチーム「Engage Guild」を発足

電通デジタルとセガ エックスディー(セガXD)は、新たな顧客エンゲージメント(関係)を創出するソリューション提供で業務提携し、クリエイティブチーム「Engage Guild(エンゲージ ギルド)」を発足したと4月7日に発表した。ゲームの「ついやりたくなる」メカニズムの「ゲーミフィケーション」を活用してそのブランドならではの豊かな体験設計を構築し、顧客エンゲージメントなどの各種エンゲージメント施策の高度化を実現する。

電通デジタルのデジタルマーケティング/ブランディング、CRM(顧客情報管理)設計・運用の専門性と、セガXDのゲーミフィケーションに関する経験と実績を融合して企業の事業成長に貢献する。MA(マーケティング自動化)/CRMツールによる体験アイデア開発、LINEアカウントや自社アプリにおける体験アイデア開発、ポイントシステムや特典を利用した顧客ロイヤルティの向上、社内研修や従業員育成プログラムのゲーム化などに取り組む。

両社は2019年7月の電通グループとの資本業務提携以来、約5年間にわたって新規事業の立ち上げ支援やアプリ開発などエンゲージメント施策を提供してきた。今後はいかに体験を差別化し、生活者にとって唯一無二の体験を作り出す新たなアプローチが求められている。新たな業務提携で両社は、ゲーミフィケーション領域でさらに強力な施策を実現し、企業の顧客エンゲージメント向上に貢献することを目指している。