JTBとKIYONOが観光業界のDX加速へAIによる自動分析・レポートサービス「AIレポーター」開発

地域の観光事業者がデータを効率的に活用できるようにサポート、データドリブン経営の促進へ

旅行最大手のJTBと、DX(デジタル変革)・デジタルマーケティング支援事業のKIYONOは、生成AI(人工知能)が自動で分析・レポートする新サービス「AIレポーター」を共同開発した、と4月16日発表した。4月23日に提供を始める。観光業界のDXを加速させるとともに、地域の観光事業者がデータを効率的に活用できるようにサポートすることが目的となる。

データマネジメントプラットフォーム(DMP)で得たデータを使ってAIが学習・分析した結果をレポートとして自動生成。データ分析が難しい、DMPの活用が進まない、といった課題に対し、データに基づいて意思決定するデータドリブン経営を促進する。データ分析の初心者も分かりやすく、データ更新への対応で鮮度の高い考察が表示されることが特徴。

活用例として、スタンプラリーや電子チケットの利用実績からの域内周遊ルートの分析▽各種予約・販売データの売り上げや過去の実績との比較▽複数の予約情報や利用実績データから旅行者のペルソナ(典型像)--のレポートなどを挙げている。JTBとKIYONOは機能拡充や新ソリューションの開発を進め、自治体や地域事業者の観光DXの実現を支援する。

ユーザーの一般社団法人海峡都市関門DMOの実施イメージ
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