中小企業のデジタル化、まさかの6%…! データが示す課題【ペライチ調べ】
Webサイトの管理が面倒、データ分析ができない……中小企業のデジタル化を阻む課題とは?
6/16 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
ペライチは、「マーケティング活動のデジタル化に関する実態調査」を実施した。20代から60代までのビジネス一般層と、「ペライチ」利用層の2つのグループで、中小事業者を対象に調査している。
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「デジタルマーケティングに取り組んでいる」は中小企業の1割以下

まず、デジタルマーケティングに取り組んでいる割合を見ると、一般ビジネス層では6.1%にとどまり、中小企業のデジタル化が進んでいないことがわかった。一方で、ペライチ利用層では約半数が「取り組んでいる」と回答しており、特に「サイトの改善・更新」「オンライン営業・商談」などに注力していた。

Webサイト制作・管理における課題としては、「更新や変更が手間」が46.2%で最も多く、「セキュリティが不安」が38.5%、「知見不足で管理困難」が34.6%と続いた。

顧客データ活用における課題としては、「顧客データ分析が煩雑」が47.4%で最多に。ついで「個人情報に不安感」が36.8%と続き、顧客情報の活用に関する知見不足が明らかになった。

データ分析やレポート作成における課題としては、「データ解釈が困難」が61.5%で圧倒的多数に。ついで「データ収集に支障あり」が38.5%と続き、データの読み解き・収集に悩む人が多いことがわかった。
調査概要
- 【実施期間】 (1) 2025年3月3日〜3月5日/ (2) 2025年3月3日〜3月9日
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】(1) 20代から60代までの一般層/ (2) 「ペライチ」利用層
- 【有効回答数】 (1) 512件/(2) 430件
- 【事業規模100名以下】(1) 280件/(2) 400件
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