「Yahoo!プレミアム」会員向けのサービス基盤強化に「SAP Predictive Analytics」を導入
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SAPジャパン、ヤフー株式会社の1,800万人を超える「Yahoo!プレミアム」会員向けのサービス基盤強化に「SAP® Predictive Analytics」を導入
- 株式会社ブレインパッドの支援により分析モデルの構築工数を約60%削減 -
株式会社ブレインパッドとSAPジャパン株式会社は、このたびヤフー株式会社の「Yahoo!プレミアム」会員向けのサービス基盤強化において、SAPの機械学習ソリューション「SAP® Predictive Analytics」を導入したことを発表いたします。
■ヤフー パーソナルサービスカンパニー長 田中祐介執行役員は、次のようにコメントしています
現在1,800万人を有するヤフーの有料会員サービス「Yahoo!プレミアム」の会員規模が拡大する中で、市場の変化に対して俊敏性を維持しながら顧客毎のサービスを向上させるため、業務効率化を支える分析基盤の強化が必要と判断し、本格的な機械学習ソリューションの検討を開始しました。これまで分析者が手動で予測モデルの生成を行っておりましたが、「SAP® Predictive Analytics」を導入し、会員のニーズをスコア化してデータマートを構築するプロセスを自動化することによって、かかる工数を4割程度に削減しています。分析側の細かい要件への対応もできるほか、運用面での負担も軽減するなど、マーケティングプロセスの効率化に役立っています。
■今回のマーケティング分析の高度化にあたり、顧客分析基盤の構築および活用支援に携わったブレインパッド デジタルソリューション統括部 SAP & WPSグループ グループマネジャー 鬼頭 拓郎は、以下のようにコメントしています
ヤフー様は、莫大な量のデータを蓄積されており、お客様のビジネス課題を解決するために、どのようなデータを分析対象とするのかを、さまざまなディスカッションを通じて確定していきました。それらデータを活用したデータ加工とモデル開発を「SAP Predictive Analytics」で行っています。平均的に毎週1テーマで要件定義からモデル構築、実ビジネスへの投入まで行い、以降、データの変化と共にモデルの更新が完全に自動で行われています。これは、「SAP Predictive Analytics」がメタデータ管理によるデータ加工、モデル開発、InDBでのスコアリング機能までの全てのレンジをサポートしているからでもあります。これまで多数のAI/機械学習のビジネス活用支援を通じて培ってきたブレインパッドのノウハウと「SAP Predictive Analytics」を積極的に活用し、ヤフー様の意思決定をご支援してまいります。
*本ニュースリリースのPDFはこちらをご覧ください。
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