総務省が毎月実施している家計消費状況調査によると、ネットショッピングによる消費が右肩上がりで増えている。2人以上の世帯における1か月あたりのネット通販による消費金額は、速報値(2014年1月から10月までの10か月平均)で約6400円となり、2013年と比べると約600円上昇している。
利用世帯も2013年比0.5ポイント増加の24.8%に達し、4世帯に1世帯がネットショッピングを利用している状況にある。
2014年における1世帯あたりの1か月間のネットショッピングの消費額は、2014年1月から10月までの10か月平均で6377円。調査を始めた2002年と比べると約5.8倍に増えている。
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2014年におけるネットショッピングの利用世帯の割合も右肩上がりだ。2人以上の世帯でネットショッピングを利用した世帯割合は、2014年1月から10月までの10か月平均で24.8%に増加。2人以上の世帯において、4世帯に1世帯はネットショッピングを利用している。
ECを利用したことのある2人以上の世帯が、1か月あたりにネットショッピングで消費する金額は2万5710円に達している(2014年1月から10月までの10か月平均)。
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家計消費状況調査は、購入頻度が少ない高額商品・サービスなどへの消費、近年増加が著しいICT関連消費の実態を安定的に捉え、家計調査を補完することを目的に2001年10月から実施。調査対象は全国の世帯から約3万世帯を抽出している。
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オリジナル記事:ネットショッピングの利用世帯は24.8%、4世帯に1世帯が利用する時代に、総務省調査 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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