SEO Japanの掲載記事からピックアップ
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- 薄っぺらいサイトがどんどん沈んでいっている
大切なのは中身 (Google Webmaster Central Help Forum)米国版のグーグルウェブマスターセントラル公式ヘルプフォーラムでインデックス削除を受けたウェブ担当者が始めたスレッドと順位が突然急降下したウェブ担当者が始めたスレッドに対して、グーグル社員のジョン・ミューラー氏がともに同じアドバイスを提供している。
あなたのサイトには質が高く、ユニークで(オリジリティがあって)、ユーザーを引きつけるコンテンツが必要だ。スレッドを始めたウェブ担当者たちのサイトは自動生成したコンテンツや他のサイトのコンテンツの複製で構成されていたのだ。質の高いオリジナルコンテンツをグーグルが求める流れはいっそう強まっている。
ユーザーにとって価値あるコンテンツを作るのはたやすいことではないかもしれないが、グーグルからのアクセスが必要なら逃げるわけにはいかないことを認識しておきたい。
- リンク切れを指摘して被リンクを獲得
その手があったか (WebmasterWorld)リンク獲得のためのちょっとしたテクニックを紹介したい。
リンクしてほしいサイトのなかにある外部サイトへのリンク切れを発見して、そのサイトの管理者に教えてあげるのだ。そのときに、関連する自分のサイトへリンクしてくれないかと打診するのがポイント。
ただ「リンクを張ってくれ」と頼んでも無視される場合でも、リンク切れを教えてあげれば、先方は感謝してリンクを張ってくれるかもしれない。相互リンクを依頼すれば成功する確率はさらに上がりそうだ。
リンク切れ以外にもタグの打ち間違いや誤字・脱字の指摘などでも行ける気がする。
- 専門家が回答、YouTubeを活用したSEO
ランドがSEOmozの外で教えるビデオSEO (Quora)そのジャンルのエキスパートがユーザーの質問に回答するQuora(クオラ)というQ&Aサイトが米国にあり、質の高い助言が得られるとして評価されている。
「
ユーザーが作ってYouTubeに投稿した(ある製品に関する)ビデオをうまく活用して、その製品のサイトをSEOできないだろうか
」という質問がそのクオラで出され、Web担でおなじみのSEOmozのランド・フィッシュキン氏が、検索エンジン業界のエキスパートとして、次のようなノウハウを回答した。そのビデオを埋め込んだ単独のページを自分のサイト内に作る。そしてビデオサイトマップを送信する。
そうすると、関連するキーワードでの検索結果にビデオのリッチスニペットが表示され、サイトへのトラフィックを増やせる。
ビデオは自分が作ったものでなくても、自分の商品・サービスを取り扱っていれば他人が作ったもので構わない。「単独ページを作成する」と「ビデオサイトマップを送信する」の2つは導入が容易で関連したキーワードでアクセスを集めるのに効果的だそうだ。
この他にもターゲットにするキーワードを適切に選んで、自サイトに作った単独ページのビデオの名前や記事のタイトルを付けることも大切とのこと。
- サイトのメンテナンス時には503エラーを返すこと
必ず知っておく (Google Webmaster Central Blog)米国のグーグルウェブマスター向け公式ブログがメンテナンスなどでサイトを停止する際は、503のHTTPレスポンスコードを返すように指導している。ウェブサーバーがGooglebotに503を返したときは、Googleはインデックスに変更を加えずしばらくした後また訪問する(Retry-Afterヘッダーで再訪問の日時や再訪問までの間隔を指定可能)。
サイトの停止時には通常の404エラーはもちろんのことソフト404も、301や302でメンテナンスをアナウンスするページへリダイレクトすることも、絶対にやってはいけない。インデックスから消えたり、違ったページにインデックスが置き換わってしまったりすることがある。
503については安田編集長が書いたWeb担の大人気記事を読んでおくといい。
→ メンテナンス中画面を出す正しい作法と.htaccessの書き方 - Gmailで受けたメール内のリンクは検索結果に影響し……
そりゃそうだ (Quora)クオラから検索エンジンのエキスパートによる回答をもう1つピックアップする。
「
Gmailのメール内にあるリンクやリンクのクリックは、何らかの形でグーグルの検索結果に影響するか?
」という質問に対して、元グーグルの検索品質チームで働いていたというケルビン・ラッカー氏が答えたものだ。Gmailのデータは検索には使われていない。なぜならプライバシーを侵害するかもしれないからだ。
ラッカー氏によれば、Gmail内のリンクが検索結果に影響を与えることはないとのこと。
ただし、Googleツールバーをインストールしてある環境でGmailのリンクをクリックしたときは、ツールバーがURLの情報を送信するので、URLの発見やスパムサイトのパターン検出などに使っているのではないかと筆者は疑っている(詳細に調べたわけではないし、そもそも順位には関係ない話で、プライバシー的にはGmailではなくツールバー側の話題だが)。
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
今週はSEOネタが少なかったので1本だけのピックアップになる。ブラックハットSEOがやっているスパム行為の例を紹介した記事だ。
- ブラックハットSEOの謎の生活
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