JPRSが年次報告書「JPドメイン名レジストリレポート2016」公表、累計登録145万件超

2016年は属性型JPドメイン名の登録対象組織拡充やサーバー証明書発行サービスを実施

ドメイン名の登録管理とドメインネームシステム(DNS)の運用を行う日本レジストリサービス(JPRS)は、「JPドメイン名」の登録管理業務に関する2016年の年次報告書「JPドメイン名レジストリレポート2016」を3月29日公開した。JPドメイン名全体の累計登録数は1月1日付で145万件を超え、さまざまな場面で活用されている。2016年は、さらに利用しやすいJPドメイン名サービスを提供するため、属性型JPドメイン名の登録対象組織を拡充するとともに、一層のドメイン名へのニーズに対応し、ドメイン名の安全性や信頼性を向上させるJPRSサーバー証明書発行サービスを始めた。

JPドメイン名レジストリレポートは、JPドメイン名レジストリ(登録管理組織)のJPRSが活動内容を広く伝え、インターネットの発展につなげることを目的に2004年から毎年公開。今回2016年の取り組みをまとめた。国内外のイベントや会合でドメイン名やDNSに関する情報発信、理解促進の活動を実施したほか、インターネットの仕組みが分かる小冊子の教育機関への無償配布を7年連続で行い、累計20万冊を超えた。中学・高校生のウェブ作品制作コンテストにはドメイン名を無償提供した。大規模災害時のインターネット継続利用について電力系の通信事業者と共同研究も行った。

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