「Web広告」を見て店に行く人15.0%に対し、「折込チラシ」だと25.2%に上昇。地元情報の強さがうきぼりに【オリコミサービス調べ】
オリコミサービスは、「Web広告を見て店に行く人」と「新聞の折込チラシを見て店に行く人」についての比較調査を実施した。折込チラシ/Web広告がそれぞれ“来店促進”に果たす役割を分析している。
「Web広告」を見て店に行く人より、「折込チラシ」を見て行く人が圧倒的に多い
この調査では「直近一年間で、新聞の折り込みチラシを見たことがきっかけでとった行動」と「直近一年間で、Web上の広告を見たことがきっかけでとった行動」について、まず全員(1,625人)に質問。折り込みチラシの場合は、「折り込みチラシの店に行った」が25.2%で最多だが、Web広告では「Web上の広告で見たお店に行く」は15.0%に留まり、来店促進にはチラシのほうが効果的だった。Web広告では、そのままPC/スマホから「商品・サービスについてネット等で調べる」28.8%がもっとも多い。
また「直近一年間ではいずれもない(アクションを起こさなかった)」という人が、折り込みチラシは6.3%なのに対し、Web広告は41.1%と非常に高い。また折込チラシは、クーポン利用率が20.7%と高い。これは紙の利便性で、切り離しや保存が容易という側面からだろう。
個人または家庭で新聞を購読している人は、全体の45.4%(737人)。この人たちに絞ってあらためて「直近一年間で、新聞の折り込みチラシを見たことがきっかけでとった行動」を聞くと、「折り込みチラシの店に行った」は57.1%まで上昇する。これは出先での単発購入ではなく自宅購読のため、地元に根ざした情報が多いためと考えられる。
また、新聞を購読している人にチラシを見る頻度を聞くと、「ほぼ毎日見る」53.5%でかろうじて半数を超えた。「何日分かをまとめてみる」12.6%、「たまに見る」20.8%で、9割近い人はなんらかの形で目を通しているようだ。新聞紙面の延長で、能動的にチラシを見ている人が多いと考えられる。
※図版は、リリースより。
調査概要
- 【調査対象】一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の20~69歳の男女
- 【調査方法】インターネットリサーチ
- 【調査期間】2020年2月28日~3月6日
- 【集計サンプル数】1,625サンプル
※2020年3月30日追記:記事の初出時において、調査期間の記述が間違っておりました。大変申し訳ございません。下記のとおり訂正させていただきました。
×訂正前:2019年2月28日~3月6日
○訂正後:2020年2月28日~3月6日
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