サイバーエージェントとBloom&Co. が「サイバーエージェント・ストラテジー」を設立

「D2Mフレームワーク」の包括的なマーケティング戦略で企業の課題解決を支援

インターネット広告事業のサイバーエージェントと、事業戦略アドバイザリーのBloom&Co.(ブルーム・アンド・カンパニー)は、共同出資の新会社「サイバーエージェント・ストラテジー(CAS)」を4月1日に設立した、と同日発表した。デジタル広告を起点に包括的なマーケティング戦略を立案して企業の課題解決を支援する。

CASは、マーケティングの新たなフレームワークの「D2M(Digital to Mass)」を提唱。デジタル広告だけでなく、マス広告(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)から屋外広告、流通、店頭まで包括した戦略をつくる。運用型広告などを展開するサイバーエージェントと、顧客理解を起点に大企業からスタートアップまで幅広くマーケティング戦略を策定してきたBloom&Co.の双方の強みを生かす。

D2Mフレームワークに基づいて、デジタル広告で認知を高めるだけでなく、複雑化したデジタル手段やメディアを取捨選択してマーケティングROI(投資利益率)を最大化する。店頭施策を含めた顧客体験(CX)を提供する戦略を策定し、既存顧客だけでなく新規顧客も開拓する。商品やサービスの潜在的な価値を見出し、数ある選択肢から長く顧客に選ばれる企業・製品・サービスにしていく。

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