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サイトマップを徹底的に使いこなすための7つのコツ

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サイトマップを徹底的に使いこなすための7つのコツ
★★★★☆ インデックス促進のために活用したい (The Internet Marketing Driver)

検索エンジン向けのサイトマップを正しく使うためのコツを解説した記事。元記事では8個あるが、8個目は英語のツールなので省略し、7個をここでは紹介する。

  • XMLサイトマップとRSSフィードの両方を登録する

    サイトマップには、一般的なXML形式のサイトマップのほかに、RSSフィードやAtomフィードも送信できる。

    XMLサイトマップには(インデックスさせる)すべてのURLを含める。

    一方、フィードのほうが高い頻度でチェックされるので、公開したばかりのURLはフィードに登録して送信するといい。

  • プロトコルとサブドメインを統一する

    HTTPで登録したサイトでは、http:// で始まるURLをサイトマップに記述する。対して、HTTPSで登録したサイトでは、https:// で始まるURLをサイトマップに記述する。

    また、同じサブドメインのURLだけを記述する。www.exmaple.comのサイトマップにsub.example.comのURLを含めてはいけない。

  • インデックスさせるURLだけを記述する

    HTTPのステータスコードとして200を返すURLだけを記述する。301と302のようなリダイレクトや400番台と500番台などのエラーを返すURLは記述してはいけない。

    200を返す場合でも、rel="canonical"で別のURLに正規化していたりnoindex robots metaタグを記述したりしてインデックスさせない(検索結果に出さない)URLは含めない。

  • ウェブマスターツールで監視する

    ウェブマスターツールの「サイトマップ」レポートで、インデックスの状況を定期的に監視する。インデックスに予期しない変化が発生していれば、その原因を探る。

  • rel="alternate"をサイトマップに記述していい

    PC向けページとは別々のURLでモバイル向けページを提供している場合は、PC向けページに対応するモバイル向けページのURLに向けたrel="alternate"をHTMLのheadセクションに記述する。

    これはサイトマップに記述することもできる。

    XMLサイトマップ内でのrel="alternate"の記述
  • hreflangをサイトマップに記述可能

    多言語・多地域向けのサイトでは、対応する言語・地域のページを指し示すURLを指定したhreflang要素を、HTMLのheadセクションに記述する。

    これはサイトマップに記述することもできる。

    XMLサイトマップ内でのhreflangの記述
  • ウェブマスターツールでテストする

    サイトマップを実際に送信する前に、ウェブマスターツールでテストし問題がないかどうかを確かめる。

App Indexingのrel=“alternate”はPC向けとモバイル向け両方のページに記述する
★★★☆☆ Google Playにも両方登録 (Google Webmaster Help Forum)

App Indexingをうまく実現するための4つのポイント」を日本語記事として紹介したが、そこで触れられていなかったもう1つの「やっておくといい」ポイントをグーグル社員が公式ヘルプフォーラムで解説している。

それは、ウェブページとアプリのコンテンツを結びつけるためにrel="alternate"を利用できるということだ。

<link rel="alternate" href="android-app://com.google.android.exampleapp/goappindex/">
App Indexingを参照するrel="alternate"

このタグをウェブページのheadセクションに記述するのだが、PC向けページとモバイル向けページを別URLで構成しているサイトでは、どちらのページでこのタグを記述すべきなのだろうか?

グーグルのジョン・ミューラー氏が担当チームに確認したところ、両方のページに記述することが推奨されるそうだ。以前に、ロシアのグーグルのマリアさんに同じことを筆者が質問したときも、同様の回答を得た。

またGoogle Playでも、PC向けとモバイル向けの両方を登録することもミューラー氏は勧めている。

Flashの利用はマイナス面ばかり
★★★★☆ 検索エンジンにもスマホユーザーにも不向き (Google Webmaster Help Forum)

データハイライターを使用したのですが、値段をタグ付けで行きません。何が原因でしょうか?

上の質問がグーグルの公式ヘルプフォーラムに投稿された。

データハイライターはウェブマスターツールの機能の1つで、構造化データをマークアップできない環境でも種々のデータのタイプをグーグルに伝えることができるものだ(詳細はこちら)。

この質問に対して、グーグルのジョン・ミューラー氏は次のようにコメントした。

あなたのサイトでは値段をFlashで表示していることが原因のようだ。

この状態だとグーグルが認識するのが難しい。一般的なコンテンツのようにテキストにしたほうがいい。あるいは、テキストでの金額も記述しておくかだ。

グーグルが認識しづらいだけではなく、大多数のスマートフォンはFlashを再生できない。検索エンジンのためにもユーザーのためにもFlashの利用は今の時代は控えるべきだろう。商品の値段のような重要な情報(コンテンツ)は特にFlashは不適切だ。

ウェブマスターツールに“オモシロイ”機能が登場するらしい
★★★☆☆ 手動対策ビューアならぬ自動アルゴリズムビューア? (English Google Webmaster Central office-hours hangout)

グーグルのジョン・ミューラー氏は、ウェブマスターツールの検索クエリに“おもしろい機能”を準備中であることを英語版のオフィスアワーのなかで明らかにした

もとは、こんな質問から始まった発言だ。

ウェブマスターツールで検索クエリを調べるのに、「ウェブとモバイルの両方をまとめて調べる」「画像検索だけ除外してほかの全体から調べる」などできるようにならないだろうか。今は「ウェブだけ」「モバイルだけ」しか調べられない。また、ローカル検索関連だけの検索クエリを調べられるといいと思う。

これに対してミューラー氏がこんな風に答えたのだ。

検索クエリに関するフィードバックはチームに伝えるよ。というのも、チームがおもしろい機能を作っているところなんだ。まだフィードバックを採用できる段階(つまり機能が完成しきっていない状態)かはわからないけどね。

具体的にどんな機能なのかはまったく不明だ。ただミューラー氏はワクワクした感じで話している。

話の流れからいくと検索クエリ関連の機能のように聞こえるが、「ウェブマスターツール」という観点で話しているだけなのかもしれない。

というのも、パンダアップデートやペンギンアップデートのようなアルゴリズムに影響を受けたことを通知する機能ではないかとの推測もあるからだ(ミューラー氏は以前にこのような機能を提供できるかどうかを内部で話し合ったことがあると言っていた)。

ウェブマスターツールの手動対策ビューアでは手動による対策を確認できる。これに加えて、アルゴリズムによる自動ペナルティもウェブマスターツールで確認できるようになったらかなり嬉しいことだ。

ヤフー・ディレクトリ、20年の歴史に幕を閉じる
★★☆☆☆ 米Yahoo!に起こったニュース (Search Engine Land)

予告していたように、米ヤフーは、ディレクトリ検索の「Yahoo! Directory(ヤフー・ディレクトリ)」を終了した。Yahoo! Directoryは最も古いディレクトリ検索のサービスの1つだったが、その20年の歴史についに幕を閉じたのだ。

日本人向けのサイトだけを運営している限りはどうということのないニュースだが、米国向けのサイトを運営していたウェブ担当者のなかには、感慨深い人もいるのではないだろうか。

なお、Yahoo! Directoryに相当する日本のヤフーのヤフーカテゴリは、まったく影響を受けない。これまでと変わらずサービスを提供する。

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