日本コンテンツの海外市場は10年間で倍以上に。2020年には2兆円超え【ヒューマンメディア調べ】

ヒューマンメディアは日本のコンテンツの海外進出状況や国内メディア・コンテンツ市場について、2010年代の推移と2020年までの予測をまとめた。

ヒューマンメディアは日本のコンテンツの海外進出状況や国内メディア・コンテンツ市場について、2010年代の推移と2020年までの予測をまとめた。

日本コンテンツの海外市場、2020年には2兆円超え。主力はアニメ

海外に進出した日本コンテンツの市場規模は、2011年の8,653億円から2016年には1兆4,124億円に増加したと推計。2020年には2兆208億円まで拡大すると予測している。

分野別の規模をみると最も大きいのはアニメ(※)で、2011年は2,669億円であったが、海外配信の伸びにより2016年に7,676億円まで成長(構成比54.3%)。2020年には1兆702億円まで拡大すると予測されている。

※「アニメ(映画+テレビ)」は劇場版とテレビシリーズを表し、映像ソフト・配信売上も含む

2位はオンラインゲーム(スマートフォン向けアプリ)、3位は出版(うち、マンガの印刷出版・配信が8割を占める)となっている。

国内メディア・コンテンツ市場は微増。2019年にオンラインがパッケージを抜く

国内メディア・コンテンツ市場は、2016年に12兆4,898億円となり、前年比3,090億円増、2.5%の拡大となった。今後も毎年微増を続け、2020年には2011年比で10.6%増の約13兆83億円に達すると予測されている。

スマートフォンの普及、特にアプリゲームの躍進によりオンラインメディアが拡大しており、長らく首位であったパッケージメディア(※)を2019年に抜き、2020年には4兆4,502億円(構成比34.2%)に達すると予測されている。

※映像ソフト、音楽ソフト、家庭用ゲーム、新聞、印刷出版等

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