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“グーグルにmeta keywordsは無意味” 今さらながら公式見解 など10記事(海外&国内SEO情報)

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海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • 「グーグルはmeta keywordsを無視する」今さらながら公式見解
    (Google Webmaster Central Blog)

    グーグルのマット・カッツ氏が、ウェブマスター向けオフィシャルブログでビデオとともに「グーグルは、meta keywordsを検索順位を決める要因としては、利用していない」ということを伝えた。グーグルがmeta keywordsを無視しているのはSEO業界では周知の事実で、情報としては新鮮味はないのだが、あらためて公式に通知したということは、まだ完全には浸透していないということであろうか。

    グーグルがmeta keywordsを評価対象から外したのは、コンテンツとは無関係なキーワードを記述する検索エンジンスパムが横行したのが大きな理由。将来的にも、再び利用する可能性はまずないだろうとのこと。Google検索アプライアンスは、mete keywordsを扱うように設定できるが、これは企業内向けシステムであって、いわゆる一般向けのGoogle検索とは別物。

    ただし、meta descriptionタグは、SERPのスニペットに利用されることがあるように、グーグルがすべてのmetaタグを無視するわけではない。今回の明言はmeta keywordsに対してのみ。

  • なくなったページを無関係なページに301リダイレクトしても大丈夫か
    (High Rankings Forum)

    High Rankingsフォーラムに次のような質問が投稿された。

    これまで取り扱っていた製品のサイトでの販売をやめた。これらの製品のページを301リダイレクトを使って、残っている別の製品ページやホームページに転送するのは、SEO的にマイナスだろうか。転送先の別製品はまったく異なるものでアンカーテキストも一致しない。

    あるメンバーは、PageRankを無駄にしないためにもアンカーテキストの不一致など気にせずに、301リダイレクトするようにアドバイスした。ところが、フォーラム管理者のジル・ワーレン女史は、それは非常に良くないアイデアだと否定している。検索エンジンではなく、ユーザー目線で考えるべきだというのだ。

    確かに求めていた製品とは無関係のページに何のメッセージもなく飛ばされたら、混乱するだろう。同じ製品を売っている他のサイトにリダイレクトするか(アフィリエイトができるとベター)、ページがすでに存在しないことを表す404エラーを返すか、あるいはもう取り扱いをやめたことを説明するページに転送するべきだとコメントした。いずれにせよ、PageRankを確保するためだけに、まったく違ったトピックのページにリダイレクトするのは正当な手法とは思えないと語っている。

  • site:コマンドでインデックス数が減少しても気にしない
    (WebmasterWorld)

    インデックスされているページを検索する特殊構文の「site:」コマンドをグーグルで実行したところ、3~4か月にわたってインデックス数が減り続けていることを気にかけたWeb担当者が、WebmasterWorldフォーラムに手がかりを求めて投稿した。

    フォーラム管理者のtedsterは、そもそもsite:コマンド検索の結果は、統計データとして扱うには信頼できないものだと説明している。たとえば「site:example.com」では表示されないページが、「site:example.com/dir1/」では表示されることがあるそうだ。別の例として、「site:」コマンドでは出てこないのに、URLをそのまま検索ボックスに打ち込んで検索すると、インデックスが確認できる場合もあるとのこと。

    グーグル検索からのアクセスがあることが、インデックスされていることを確認するのに頼れる手段である(またはウェブマスターツールで確認)。site:コマンドで表示されるページ数が減っていても、実際のトラフィック数に影響がなければ気にする必要はない。

  • 米ヤフーの新しい検索インターフェイス
    (Yahoo! Search Blog)

    米ヤフーが、検索結果ページに新しいデザインや機能を導入した。いくつかの特徴があるのだが、もっとも目立つのは左サイドバーに追加された関連サイトやカテゴリによる絞り込み。

    ロンドンを検索すると、Yahooトラベルなどの旅行関連のサイトや為替レート、天候などがメニューに出る。

    Yahoo.comでlondonを検索

    オバマを検索すると、ホワイトハウスやCNNなどのサイトがメニューに出る。

    Yahoo.comでobamaを検索

    米ヤフーは、アメリカ/イギリス/インドなど世界各国でIt's YOU.というキャッチコピーでマーケティングキャンペーンを実施する予定だと発表している。けっしてマイクロソフトとの検索事業提携で意気消沈したわけではないようだ。日本のヤフーも、先週のこのコーナーで紹介したようにデザイン改良をテストしており、停滞するつもりはなさそうだ。

  • Bingでも相互リンクは役立たず
    (Bing Community Forum)

    Bingウェブマスターセンターのプログラムマネージャであるブレット・ヨウント氏によれば、相互リンクはもはやそれほど効果がなくなっているとのことだ。どんなタイプの相互リンクかまでは言及していないが、少なくとも無分別な相互リンクはBingでも、労力の無駄になる可能性が高いようだ。

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