テクニックに頼ったSEOはオワタ\(^o^)/ など10+2記事(海外&国内SEO情報)
テクニックに頼ったSEOはオワタ\(^o^)/
砂上の楼閣にすがらず基本を (WP SEOブログ)
「サーチ エンジン ストラテジーズ(Search Engine Strategies、通称SES)」という検索エンジンマーケティングの大規模カンファレンスが、8月16日~18日に米サンフランシスコで開催された。日本からも多くのSEM業界関係者やウェブ担当者が参加した。
ツイッターでセッションを実況中継する参加者もおり、ツイートをWP SEOブログの竹内氏がまとめたうえで、全体概観を紹介している。
しかしもっと重要なのは、竹内氏によるこちらのコメントだ。
参加した多くの方が、SEOに対する変化を感じ取ったようです。裏技的なSEOテクニックの話はほとんどなく、基本的なSEOは当然やりつつ、ソーシャルメディアを上手く活用する事や、ブランディングを重視する必要があるという事を語る人が多かったようです。
筆者もSESに参加していたのだが、同感である。テクニック的なSEOの話もないわけではなかったがどれも目新しいものではなかった。それどころか、「優れたコンテンツを作る」「プロモーションする」「ユーザーと検索エンジンがアクセスしやすいようにサイトの構成を整える」など、SEOという言葉が存在する以前から行われてきた、サイト運営の基本ともいうべき施策が主要点を占めていた。
カンファレンス終了後の参加者のツイートも竹内氏は集めてくれている。長期的な展望にたったSEOを目指すなら、必ず目をとおしてほしい記事だ。
日本語で読めるSEO/SEM情報
「このページをインデックスしてください」機能がウェブマスターツールに登場
1日以内の速攻インデックス (グーグル ウェブマスター向け 公式ブログ)
グーグルウェブマスターツールからURLを指定してインデックスをリクエストする機能が追加された。
ウェブマスターツールには「Fetch as Googlebot」という機能があり、指定したウェブページをGooglebotがどのように読み取るかをシミュレーションできる。このFetch as Googlebotから「インデックスに送信」し、そのページをインデックスするようにリクエストする機能が追加されたのだ。
Fetch as Googlebotでページ情報を取得した後にリクエストできる。通常は1日以内にクロールされ、インデックスするかどうかが検討されるとのことだ(必ずしもインデックスされるわけではない)。何らかの事情でインデックスを急ぎたいときには便利な機能になるだろう。くわしくは公式ブログの案内を参照してほしい。
また「GoogleにURLを追加」という名前で提供されていた、クロールとインデックスをグーグルに依頼するフォームも改良され、併せて名前が「URLのクロールフォーム」に変更された。
グーグルペナルティ判定フローチャート
ペナルティを受けたかもしれないときの診断に (SEOとその周辺)
グーグルにペナルティを受けたかどうかを判断するために独自に作成したフローチャートをこちらの記事では公開している。
ウェブマスター 公式ヘルプフォーラムで「ペナルティを受けたようなのですが、どうすればいいのでしょうか?」といった質問が投稿されることが多くなってきたことを受け、そうした場合に原因が何なのかを判断するための流れを示したものだ。「YES」「NO」で選ぶフローチャートに加えて、それぞれのステップでどんなことをすればいいかを解説している。
グーグルのペナルティにはさまざまなパターンがあると考えられるし、ペナルティに該当しない順位下落の状況もさまざまだ。1つのフローチャートですべてのケースを網羅することはできないだろうが、突然大きくランキングが下がったときの第一段階の状況判断に利用できそうだ。
リンク獲得の基礎 from SESサンフランシスコ
基礎とは言うけれどできてないかも (モバイル集客(SEO対策)マニア)
SESサンフランシスコに参加した副島氏が、「リンクビルディングの基礎」というセッションのレポートを公開している。
セッションタイトルが示すようにリンク獲得のための基本的な施策が中心だ。しかし、おろそかになっている、またはまったく取り組んでいない施策があるに違いない。米国でもトップクラスのリンク獲得のプロがどのようなリンク獲得方法を実践しているのか参考にしよう。聴講メモのような感じだが、参考になるポイントがあるはずだ。
Googleアナリティクスのセッション定義の変更
影響は1%以内とのこと (Googleアナリティクス 日本版 公式ブログ)
Googleアナリティクスの「セッション」の定義が変更になった。変更点を簡潔にまとめると次のようになる。
- 30分以上ユーザー行動がない場合
- 日付が変わった時
- ブラウザを閉じた時
- 30分以上ユーザー行動がない場合(変更なし)
- 日付が変わった時(変更なし)
- トラフィックを示すデータのどれかが変わった時
3つの条件の1つがなくなり、新たに1つの条件が追加されている。リアルアクセス解析の小川氏の解説を読むと詳しい内容がよくわかる。
取得されたデータには8月12日から反映されている。過去のデータには影響しない。「この変更が与える全体のデータへの影響は、1%以内だと見積もられて」いるそうだが、不具合があり変更直後には大きな変化が見られたケースもあったようだ。不具合は現在は解消されているとのこと。
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