スマホ広告の出稿比率は企業全体で26%、BtoC企業では53%出稿、「インターネット広告・モバイル広告利用動向調査」
日経BP社の「日経デジタルマーケティング」と、モバイルマーケティング事業のD2Cは、共同で「2015年企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査」を実施し、7月15日調査結果を発表した。調査は2009年に開始し、今回で7回目となる。今回の調査では、デジタル広告を中心に広告宣伝費を増額する企業が増え、中でもスマートフォン対応が急速に進んだ。BtoC企業のスマートフォン広告出稿比率は前年度比22.3ポイント増の53.3%、企業全体では26%が出稿していた。調査は日本国内の上場企業、有力未上場企業4304社を対象に5月にアンケートを実施。有効回答数は439だった。
BtoC企業のスマートフォンサイト開設率は67.7%で、企業全体では39.4%だった。BtoC企業のサイト訪問数に占めるスマートフォン経由の比率は平均33.8%で、スマートフォン経由の比率が30%を超えた企業は52.4%だった。また、BtoC企業の24.7%はスマートフォン活用が「売上の増加」に貢献していると回答しており、スマートフォンが欠かせないマーケティング手段となっていることが分かった。このほかマーケティング活動に対するスマートフォンの貢献状況についてBtoC企業は「顧客層の拡大」が27.3%、「見込み客の拡大」が22.6%などととらえており、今後は「来店者数の増加」「顧客管理」などに期待していることが分かった。
日経デジタルマーケティング
http://business.nikkeibp.co.jp/dmg/
2015年企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査
http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/newsrelease/20150715.shtml
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