電通デジタルが誰一人取り残されない「みんなのコミュニケーションデザインガイド」
グループ8社と共同制作し無料公開、多様性の課題に対応した事例やソリューション集約
1/29 7:02 UX/CX | サイト制作/デザイン | 便利ツール/サービス
デジタルマーケティング事業の電通デジタルは、「誰一人取り残されないコミュニケーション」の実現を目して「みんなのコミュニケーションデザインガイド」を国内電通グループ8社と共同で制作し、無料で一般公開したと1月28日に発表した。イベントスペースやグッズ、動画コンテンツ・CM、Webサイト・アプリなど多岐にわたるコミュニケーションメディアで多様性の課題に対応した事例やソリューションを集約している。
「改正障害者差別解消法」が2024年4月に施行され、障害のある方への合理的配慮が企業の「努力義務」から「法的義務」となった。コミュニケーション領域でも「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(多様性、公平性&包摂性:DEI)」の考え方が重要になっている。国内電通グループはDEIを推進しており、人権尊重の観点と事業活動に関わる全てのコミュニケーションを豊かにするガイドラインとして制作した。
ガイドは、国内電通グループ9社の知見を生かし、dentsu Japan横断でDEI課題に対するソリューションを開発・提供する専門タスクフォースの「dentsu DEI innovations(旧・電通ダイバーシティ・ラボ)」や、有識者6人の協力で多様な障害者のニーズとコミュニケーション時のポイントや留意する事項をまとめた。dentsu Japanの従業員約2万3000人が業務に生かすだけでなく、業界を超えて幅広く活用できる内容となっている。
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