上位表示保証のSEO業者には要注意 など10記事(海外&国内SEO情報)
日本語で読めるSEO/SEM情報
- ○○はSEO的に有利か不利か
(かちびと.net)「~は、SEO的に有利なのか不利なのか」というよくある疑問に対して、記事執筆者なりの回答がまとめられている。
取り上げられた疑問は以下のとおり。
- サブディレクトリとサブドメインではどちらがSEO的に有利か
- ブログとHTMLで書かれた通常のサイトではどちらがSEO的に有利か
- FlashサイトはSEO的に有利か不利か
- テキスト中心に構成した方がSEO的に有利か
- hxタグやstrong,emタグはどう使うとSEO的に有利か
- 相互リンクはSEO的に有利か不利か
- 中古ドメイン名はSEO的に有利か
- 上位表示保証のSEO業者には要注意
(さかずき。のファンダメンタルSEM)SEOで成果を出すとはどういうことなのか。記事執筆者曰く、
「SEO対策=特定ワードでの上位表示」と考えている方は、予想以上に多いようですね。単一ワードでトップを取ることよりも、アクセスの総量を増やすことやコンバージョン率の高いアクセスを集めるのが大事なんですよ。まさにそのとおりであると思う。何のためにSEOをするのかを正しく理解して、インチキSEO業者に引っかからないためにも、特にSEO初級者には記事全文に目を通してほしい。
- ヤフカテ審査に落ちたのはフッターリンクが原因か?
(さぶみっと!ブログ )特にヤフーにおいては、カテゴリへの登録が上位表示に影響を与えるというの広く知れ渡っている事実。最近は、有料で審査を依頼するビジネスエクスプレスの通過が難しくなってきている。
この記事のケースでは、フッターに設置したリンクやバナーの数とメインコンテンツとの紛らわしさが原因で審査に落ちたようだ。Yahoo!ビジネスエクスプレスに申し込む場合は、ヤフーが定める審査のポイントを熟知しておかなければならない。
- Google Analyticsのコンバージョン元解析は初回訪問時のリファラーに影響される
(Sphinn Japan Blog)この記事では、Google Analyticsを使い始めた直後に、ビギナーがつまづきやすい項目を解説している。
Google Analyticsのコンバージョン計測では、コンバージョンした訪問のアクセス元がどうであれ、そのユーザーの初回訪問が検索エンジン経由ならば、その検索キーワードがコンバージョン時のキーワードとして表示されるということ。
- rel="canonical"属性の公式解説
(Googleウェブマスター向け公式ブログ)Web担でも前編と後半の2回に分けて説明した「rel="canonical"」属性について、Googleウェブマスター向け公式ブログが解説している。
今年2月の導入直後に、本家のGoogle Webmaster Central Blogで投稿された記事の日本語訳である。「rel="canonical"」属性をまだ理解してなければ、ぜひ読んでおこう。利用する機会が出てくることは、十分にあり得る。
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- グーグルが読んでくれるアンカーテキストは何文字目まで?
(Hobo Blog)グーグルSEOでもっとも重要な要素の1つであるアンカーテキストには、なるべく多くのキーワードを含めたいものだ。しかし、望むキーワードをアンカーテキストに含めたとしても、グーグルはそれらをすべて評価してくれるのだろうか。
Hoboブログの実験結果によると、先頭から55文字目まで、8~10個の単語をアンカーテキストのキーワードとして評価してくれるとのことだ。
半角で55文字だから、日本語では大体26~7文字になるだろうか。単語の数は、日本語でも同じように8~10個なのかは、日本語の環境で調べないとわからない。
なお、この実験結果の記事は、2008年の10月20日に投稿された内容だが、フォーラムでトピックに挙がったとのことで再掲載された。
- 想定クリック率と比較して順位決定するヤフーの特許
(US Patent Application)検索エンジンは画像検索の順位を決定するために、alt属性、ファイル名、画像周りのテキスト、そしてその他のいくつかの要素を利用しているが、ヤフーが2007年末に申請した特許には、「クリック率」を基にした画像のランキング付けの仕組みが述べられている。
通常は検索順位が上になるほど、クリック率は高いといえる。特許ではこの点を考慮に入れ、各順位のクリック率をあらかじめ想定しておき、実際のクリック率と比較して判断するのだ。想定したクリック率よりも実際のクリック率が高かった場合は、ユーザーが求めているコンテンツだとして順位を上げる。逆に想定よりも低かった場合は、ユーザーが求めているコンテンツではないとして順位を下げる仕組み。
特許文書では、画像検索が例として挙げられているが、他のマルチメディアコンテンツや文書のドキュメントにも適用されることもありえる。ただし、これは特許として申請されただけなので、現在のアルゴリズムに反映されているとは限らない点には注意。
- meta descriptionタグは使われているのか?
(YouTube Google Webmaster Channel)SERPに表示されたWebページの簡潔な説明文を、スニペットと言う。一般的にスニペットには、meta descriptionタグの記述が使われる。しかし、グーグルは、meta keywordsタグのようにmeta descritpionタグも使わなくなってきているのではないかともいわれている。この質問に、マット・カッツ氏がビデオで回答した。
質問者の推測とは逆に、グーグルは以前よりもスニペットにmeta descritpionタグの記述を使うようになっているそうだ。ただし、meta descritpionを利用するのは、検索に対して有用だと判断した場合。だから、すべてのページで同じ記述を使いまわしするべきではない。
もっとも、細かいことは気にしなくても、グーグルは、コンテンツの要素から最適なスニペットを作り出してくれるとのこと。
- 検索結果プレビューツール
(BjornEnki)検索結果に自分のWebページがどのように表示されるかを確かめることができるツールが、Search Engine Journalで紹介された。
このように自分のページがSERPで、検索ユーザーの目にどのように映るのかを事前に知ることができる。titleタグやスニペットを工夫することでクリック率が大きく変わるので、ユーザーの誘導率アップに役立ちそうだ。
なお"Words to Bold"のボックスに、想定した検索キーワードを入力すると太文字で表示されるが、日本語には対応していない。
猫も杓子もグーグルもクジラもtwitter
(Official Google Blog)グーグルが公式ブログで、所有するtwitterの公式アカウントを発表した。米国のグーグルだけはなく、英国やブラジル、韓国などの世界のグーグルが所有するアカウントも含めると、その数は実に52アカウントに及ぶ。
一方、Search Engine Landによると、米ニューヨークにあるNatural History Museum(自然史博物館)では、天井から吊り下げられている名物のクジラがtwitterのユーザーとして活動しているそうだ。また、米サンディエゴにあるSeaworld(シーワールド)のシャチも、同じようにtwitterのアカウントを持っている。もちろん、ともに人間が動物になり代わってつぶやきを発している。
このように米国では、twitterはたんなる独り言を発するネットのオモチャではなく、企業や団体の重要なプロモーション、マーケティングツールとして利用されている。
日本でも、twitterの利用者が個人/法人を問わず増えており、行政も利用し始めているが、米国ほどに利用範囲が拡大するのか注目していきたい。
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