ケーススタディに学ぶ成約率6.7倍の秘訣 など10+2記事(海外&国内SEO情報)
- ケーススタディに学ぶ成約率6.7倍の秘訣
(LPO コンサルティング)SEOでいかに集客するかの話ではなく、サイトに来た人をいかに逃さず顧客になってもらうかのLPO(ランディングページ最適化)の記事。LPOによりコンバージョン率がなんと573%も向上した(6.7倍になった)事例を紹介している。サイトの売上をアップさせるには、検索順位を上げるよりもサイトデザインを変更しコンバージョン率を上げた方が効果的な場合も多い。
この事例でとったアクションは、
- 選択肢を少なくした
- 分かりやすいヘッドライン
- 目的のアクションを最も目立たせる
- メディアの紹介
の4点。ただし、これもコンバージョンの定義、ユーザーの特徴、サービスの特徴などを踏まえて行った改善であることが重要。具体的なLPOの流れは、元記事の解説を参考にしてほしい。
なお、この記事自体も(意識したのかしていないのかは不明だが)コンバージョンを高める構成になっている。コンバージョンしそうになったとしたら、なぜそうなったのかを分析してみるといいだろう。
日本語で読めるSEO/SEM情報
- ヤフーカテゴリは有料リンクではないのか
(SEMリサーチ)ヤフーでもグーグルでも、ヤフーカテゴリ(ビジネスエクスプレス)に登録されることは、程度の差こそあれ一定のSEO効果を持つ。
ところでヤフーカテゴリのビジネスエクスプレスの登録にはお金がかかる。これはグーグルが禁止している「有料リンク」に当たるのではないだろうか? この疑問に対して渡辺隆広氏が解説した。
結論から言うと、有料リンクではないとのこと。なぜなら、「有料の『審査』サービスであって、有料の『登録』サービスではない」からだそうだ(※日ヤフーのヤフーカテゴリに相当する米Yahoo! Direcotryに対するグーグルの見解)。
ユーザーがどうみなすかは問題ではなく、グーグルがどうみなすかが問題となることもポイントのようだ。
- サブドメインとサブディレクトリの検索結果表示の違い
(SEO薬箱)記事の冒頭は「アメブロ(アメーバブログ)がSEOに強いのか・弱いのか」を論じているが、気がつくとドメイン名・サブドメイン・サブディレクトリの話になっている良記事。サブドメインとサブディレクトリのSERPでの出現の違いをこの記事で学んでほしい。
原則として、グーグルでもヤフーでも、検索結果ページには、1つのドメイン名からは最大で2ページ分しか同時には表示されない。検索キーワードに関連性が高いページがサイト内(サブドメイン内)にいくつあっても2ページしかSERPには出てこないのだ。
また、記事の中ほどやや後半に書かれている「gTLDのルートからのリンクは『Yahoo!の検索に影響』?」という分析も興味深い。
- “リンクの関連性”なんて存在しないのでは?
(街のSEO屋さんのブログ)「関連性の高いリンクが評価される」と言われるが、本当にそうなのか疑ってみた記事。そもそも検索エンジンは関連性を判断できるほどの能力がないのではないかというのだ。
筆者が海外記事でよくピックアップするHigh RankingsというSEOフォーラムを運営するSEOコンサルティング企業のCEO、ジル・ワーレン女史も同様に、「検索エンジンは関連性を判断するほど賢くない」いったことを何度かコメントしている。
とはいえ、グーグルアドセンスはコンテンツにあった広告を表示させる。広告主が登録したキーワード群のテーマとアドセンス掲載ページの関連性を理解しているからである。これと同じような技術が検索結果を決めるアルゴリズムに使われていたとしても不思議はない。
もっとも筆者たちが考える「関連性」と検索エンジンが考える「関連性」は異なっているだろうから、関連性のあるリンクだけを集めることに気をとられすぎることはないように思う。
- リンクビルディング基本編
(電気設備SEO)前回に続いて「電気設備設計事務所に勤める建築設備士」さんによるSEO記事を紹介する。今回は「SEOを考慮した被リンクと発リンクの作り方」がテーマ。
Web担の読者には当たり前のことが書かれているかもしれないが基本に立ち返る意味でも読んでみるといいだろう。
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